【ドラマ飯を再現】めんつゆで作る「和風グラタン」がおいしすぎた! だしのうまみは洋食とも相性◎

「めんつゆ」は、いまや一家に1本、欠かせない万能調味料! そばやうどんをつける王道の使い方はもちろん、煮ものや炒めものといったおかずの味つけにも手軽に使えて、便利ですよね。

わが家でも重宝しているのですが、先日深夜のグルメドラマBS松竹東急「めんつゆひとり飯2」の第3話の放送を見ていたら、主人公の面堂露(めんどうつゆ・鞘師里保)が、「めんつゆ」を使って、おいしそうなグラタンを作っていたんです!

洋風のグラタンに、だしのきいた和のめんつゆ。どんな味になるか想像できますか?

ホワイトソースにめんつゆを加えると、奥行きのある味に!

なぜ露がグラタンを作ることになったかといえば、社内での同僚たちとの会話がきっかけでした。

露と料理上手な社長秘書・十越いりこ(とごしいりこ・山口まゆ)が会社の企業説明会の話をしていると、露の後輩のポン酢ギャル・本栖ゆずな(もとすゆずな・桃月なしこ)がよろめきながら現れて、「妹の内定が取り消しになった…」と泣き崩れます。

妹の為に何かしてやりたいというゆずなに、露は自身の就職体験談を話しますが、バカバカしい内容で参考にはならず…。

そこで十越さんが「妹さんにあたたかいご飯を作ってあげて」と和風マカロニグラタンのレシピを提案したところ、料理好きのゆずなは「それなら私にもできる!」と元気を取り戻しました。

そんな話をしていたため、仕事に戻った露の脳内は、もうグラタンでいっぱい! とはいえ、グラタンはどうしたって手間のかかる料理。作るか否か悩んでいましたが、社長からほうれん草をもらったことで、作ることを決意します。

その日の夕飯に露が作ったのが「えびとほうれん草の和風マカロニグラタン」。露と同じく、料理にはなるべく手間も時間もかけたくない私でも、このグラタンはおうちで手軽に作れましたよ♪

えびとほうれん草の和風マカロニグラタン

【材料・1人分】
冷凍えび…50g
ほうれん草…2株
玉ねぎ…1/2個
マカロニ…40g
バター…15g
小麦粉…大さじ1と1/2
牛乳…200cc
めんつゆ3倍濃縮…15cc
塩…少々
チーズ…適量
パン粉…適量

【作り方】
1.パスタ容器にマカロニと水を入れ、表示通りの時間でレンジにかける。

2.玉ねぎをスライスする。

3.フライパンでバターを中火で熱し、玉ねぎを入れてしんなりしたらえびを入れる。

4.弱火にして小麦粉を加え、粉っぽさがなくなるまで炒める。

5.牛乳、めんつゆを入れ、よく混ぜ合わせて塩を入れる。


6.ほうれん草を3cm幅くらいに切って入れる。

7.レンチンしたマカロニを入れ、混ぜ合わせる。

8.グラタン皿に7をのせて、チーズとパン粉を適量かける。


9.チーズに焼き色がつくまでオーブンで焼いたら(予熱なし/300℃で20分)できあがり。
※オーブンは予熱した方が、焼き色も均等につき時短に!(予熱あり/200℃で10分)

スプーンをサクッと入れると、中からとろとろの具材が!

熱々をほおばると、パン粉のこうばしさとクリーミーなホワイトソースが抜群においしい~!

あれ、でもめんつゆの味がしない…? そこでめんつゆを探しながら食べてみると、ちゃんといました、和風だしのうまみが! めんつゆを入れることでまろやかでやさしく、奥行きのある味わいになっています。

きのこやコンソメなどの代わりに、めんつゆでうまみをプラスすることもできるんだな~と感心。めんつゆは洋風のレシピとも相性がいいんですね。

レンチンでとろとろ!甘辛みたらしもち

グラタンを作った数日後、露の家に、露の生活を心配した姉・面堂草子(めんどうそうこ・筧美和子)が訪ねてきます。うわべは何でもできる完璧な姉を装っている草子なのですが、実は露には絶対にいえない秘密があり…?

そんな草子をもてなすために、露が作ったのが、レンチンで作る「みたらしもち」です!

みたらしもち

【材料・2人分】
めんつゆ3倍濃縮…30cc
水…60cc
砂糖…大さじ2
片栗粉…小さじ1
もち…4つ

【作り方】
1.めんつゆ、水、砂糖、片栗粉を耐熱ボウルに入れてよく混ぜる。

2.ふんわりラップをして1分30秒レンジ(600W)にかけ、取り出してダマにならないようによくかき混ぜる。

3.2回目、1分レンジにかけて、取り出しよく混ぜる。

4.3回目、1分レンジにかけて、取り出しよく混ぜる。とろみがつけばできあがり。
※置くととろみが増すので少しゆるいくらいで止めるのがポイント!

レンジにかけたみたらしだれを、焼いたおもちにかけると、あまくて、こうばし~い! 「これだけささっと作れたらスゴイよ!」と姉の草子も絶賛の味です。

大人から子どもまで万人受けする味なので、おやつはもちろん、食欲のない朝ごはんなどにもよさそう!

さて来週はどんな料理が登場するのでしょうか。続きが楽しみです!

文・調理=斉藤久美子

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