【相棒】「裏金」「支持率低下」飛び交い現実と展開が酷似!制作サイドが明かしていた“偶然”と“真意”とは

 水谷豊が主演を務め、寺脇康文とタッグを組んでいる「相棒 season23」(テレビ朝日系)が10月16日にスタートし、初回の世帯平均視聴率は12.6%を記録。新シーズンも期待通りの好発進となった。

 この日放送された物語では、元・国家公安委員長で現在は衆議院議員の芦屋(並樹史朗)が殺害された。支持率が低迷し、解散総選挙を考慮する藤原総理(柴俊夫)。“キングメーカー”の異名を持つ利根川与党幹事長(でんでん)ら、政治家や警察上層部の思惑が絡み合うという展開に。そして、藤原の講演会場が突如爆破され、藤原が倒れたところで、次週に続くということとなった。

 視聴者の感想としては「半年ぶりの相棒。実家に帰ったような安心感ってこういう事をいうのかな?」「権力を盾にしてヤリたい放題のヤツらを懲らしめるストーリーは視聴者から見て痛快」など、今期も人気は高そうだ。

 ただ、物語の流れが、現在の日本の政治模様に酷似しているせいか「衆議院議員選挙の時に、裏金とか支持率低下といったセリフが出て来て、かなり現実社会とリンクしているようでとても面白かった」「まさに、今の日本の状況を描いていた内容でした。同じような事件が起きないことを願う」などの意見もあった。

「25年続く『相棒』ですが、時々物語が実際の事件と酷似していることは少なくありません。ですが、制作サイドによると、出来上がってきた脚本が、放送時に実際に似た事件が起こってしまった、という偶然はあったそうです。もちろん、こんなことが起きたらイヤだよね、というのが大前提であることは言うまでもないでしょう」(テレビ誌ライター)

 長寿ドラマでありながら、新鮮さを失わない「相棒」。今期も存分に楽しませてくれそうだ。

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アサジョ
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