写真を撮る時のかけ声に世代ギャップ?
写真を撮るときの合図といえば、「はいチ~ズ!」のかけ声を思い浮かべる人は多いはず。そんな定番のかけ声について、ネット上では「今どき恥ずかしい」という意見があるようです。
そもそも「はいチーズ」の由来は英語の「say cheese」で、直訳では「チーズと言って」という意味になります。チーズと発言するときに口角が上がって笑顔に見えることから、とびっきりの笑顔をくださいという意味も含めて使われるようになりました。
しかし最近では、「はいチーズは古すぎる」「はいチーズって言うのはおばさん」といった意見が増えており、使わない人が増えている模様。その理由としては「チーズって言って撮ると口が『う』の形になるから嫌」「言われた側も律儀に『チーズ』って言わないから無意味」など、かけ声として本来の役割を果たしていないという意見が目立ちます。
また中には撮影環境の変化を理由に使わなくなったという人も。というのも昔のフィルムカメラでは撮影写真をその場で確認できなかったため、かけ声を使ってミスなく撮影するのが重要でした。しかし撮影した写真の確認と撮り直しが容易なデジカメやスマホカメラが登場したことで、かけ声に従来のような重要性が無いと感じる人が増えたようです。また連写やセルフタイマーといった機能を使って撮影する場合、そもそもかけ声をかけるタイミングが難しいのも「はいチーズ」が廃れた要因の1つと言えるでしょう。
では今ではどんなかけ声が定番かというと、特に決まったものは無いという意見が多い模様。実際ネット上でも「3、2、1とかカウントダウンしてる」「撮るよ~、っていうだけかな」などの声が目立ち、中にはそもそもかけ声をせず無言で撮影する人までいるようです。
とはいえ「結局使い慣れてるから言っちゃう」「他のかけ声を使おうって思うけど思いつかない」と言った声も多く、未だに「はいチーズ」を使う派の人が多いのも事実。周囲の人がどんなかけ声で写真撮影をするのか、観察してみるのも面白いかもしれません。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
関連記事: