忙しいと、つい食事がおろそかになりがち。献立に一品プラスすることで栄養バランスがアップする、作り置きできるおかずを覚えておくと便利です。
今回、編集部が注目したのは「切り干し大根」。煮もののイメージが強いかもしれませんが、サラダ感覚でさっぱりと食べるのもおすすめ。
ビタミンB1、ビタミンB2、マグネシウム、食物繊維がとれる切り干し大根は、特に女性が不足しがちな鉄も豊富です。鉄はビタミンCや酢と合わせると、体内での吸収がアップします。
酢漬けにすることで保存性も高まり、常備菜に最適です。
栄養について教えてくれたのは
関口絢子さん
管理栄養士、料理研究家。YouTube「管理栄養士:関口絢子のウェルネスキッチン」で健康や美容に関する情報を発信中。著書に『春夏秋冬 疲れ取りごはん 心も体も軽くなる「食べ養生」大全』(KADOKAWA)など。
レシピを教えてくれたのは
藤井 恵さん
料理研究家、管理栄養士。女子栄養大学卒業後、料理番組、フードコーディネーターのアシスタントなどを経て、テレビや雑誌、書籍などで活躍中。素材の持ち味を生かした、シンプルでいて工夫のあるレシピに定評がある。
Instagram@fujii_megumi_1966
切り干しとじゃこの酢漬け
材料(作りやすい分量)
ちりめんじゃこ…30g
切り干し大根…30g
にんじん…1/2本
酢…1/2カップ
【作り方】
1 切り干し大根は、ほぐしながらさっと洗う。水けがついたまま大きめのボウルに入れ、水大さじ2をかける。
2 にんじんは長さを半分に切り、せん切りにしてに加える。ちりめんじゃこ、酢1/2カップを加え、30分以上おいて味をなじませる。
(全量で187kcal/塩分2.2g/鉄1.3mg)
* * *
「わが家で、くり返し作っている常備菜です。ちりめんじゃこのうまみを合わせることで、調味料は酢だけでOK。
清潔な保存容器に入れ、約1週間冷蔵保存できます。蒸し大豆を加えてもおいしいですよ」(藤井恵さん)
献立にあと一品欲しいときや、お弁当のすき間埋めなど、何かと重宝すること間違いなし! ぜひ作ってみてくださいね。
レシピ考案/藤井 恵 監修/関口絢子 撮影/広瀬貴子 スタイリング/浜田恵子 栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt
配信: レタスクラブ
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