デート代を立て替えることが当たり前に
しかし、転職から2ヶ月ほど経つと、彼の態度に変化が。これまで気前よく払ってくれていたデート代を「割り勘にしよう」と提案されました。理子さんは驚いたものの、金銭的に苦しいのかもしれないと思い、彼の意見を受け入れることに。
ところが、それから2週間後のデート時、彼は「お金が厳しいから、ここは立て替えてほしい。今後ちゃんと返すから」と懇願。そういう時もあるだろうと思い、理子さんがお金を立て替えると、以降、デートのたびに「今日も立て替えてほしい」と口にするようになりました。
「いつ返してくれるのかと聞くと、給料が入る月末には必ずって言うのですが、月末のデートは毎回ドタキャンされるようになって……。次に会うと『家賃とか公共料金の支払いでいっぱいいっぱいで……』とか『同僚と付き合いで飯行って、金欠』とか言い訳をされて、全然返してもらえませんでした」
旅行代も立て替え要求…逆ギレされて破局
モヤモヤはあったものの、気前がよかった彼の態度を知っていた理子さんは、本当にお金に余裕がないのかも……と自分に言い聞かせ、彼との交際を継続。
しかし、ある日、彼が発した無神経な言葉で怒りが爆発してしまいました。それは長期連休前のこと。
「旅行行きたいねと言われたので、どこ行こうかとか2人で計画していたのですが、行先や日程など、大まかな予定が決まった後に『旅行代も立て替えてくれる?』と言われました」
自分から誘っておいて、それはないだろう。そう思った理子さんは怒り、これまで立て替えたお金を返してほしいと要求しました。すると、彼はなぜか逆ギレ。
「転職前、デートの度においしいもの食べさせてやってたのに恩を仇で返す人間なんだね! そんな細かい人と将来なんて考えられないから、別れよう」と、一方的に別れを告げられました。
「まさかフラれると思っていなかったので、びっくりしました。本当に金銭的に厳しかったのかも……とか、私の心が狭いのかなとか考えましたが、その後、友達のインスタを見て、背筋が凍りました」
配信: 女子SPA!