以前は、たまにしか行かない調剤薬局が常に混んでいることに疑問を感じていたという青鹿さん。でも、子どもが生まれて様々な病院にかかるうち、その理由がわかるように……。
「混雑しちゃうの納得だ〜!!」
処方薬の安全を守ってくれている薬剤師さん
産前の私は、いつも元気で、めったに体調不良になりませんでした。そのため、たまに風邪をひいた時に内科で出してもらった処方箋を手に調剤薬局へ行くと、あまりの混雑ぶりにビックリ。
薬剤師さんの仕事内容をよくわかっていなかったこともあり、「どうしてこんなに混むんだろう?」と疑問に思っていたほどです。
しかし、娘・ふーみんが生まれ、小児科などいろいろな病院を受診しては調剤薬局へ行く機会が増え、同時に薬剤師さんの仕事を詳しく知って、世界は180度変わりました! 薬剤師さんの仕事は、薬を調合したり用意したりすることだけではありません。
今まで薬剤師さんから「どんな症状が続いていますか?」などと聞かれると、「もう医師に聞かれたのに、どうして同じことを聞くのだろう?」と疑問に思っていたのですが、処方ミスがないかどうかの確認のためだったのです。薬剤師さんは処方に疑問や問題などがあると、その場で医師に電話で問い合わせて確認もしてくれます。これが「疑義照会」です。
また、薬剤師さんは、処方された薬が年齢・体重に合った成分や量かどうかも確認してくれます。特に子どもは成長による変化が大きいので、ちゃんと確認してもらえて安心です。そして、適切な薬の飲み方や飲みやすい方法なども指導もしてくれます。
その上、病院やクリニックで聞き忘れたことなどを質問すると、代わりに答えてくれたり、医師に問い合わせて確認してくれたりすることも。
小児科だけでなく、耳鼻科や皮膚科へ同時に通うこともありますが、各診療科で出された薬を「お薬手帳」で確認し、薬剤師さんは一緒に飲んで大丈夫かどうかを見てくれます。以前は、お薬手帳の重要性があまりよくわかってなかった私ですが、「これは必須アイテムだ!」と忘れず持参するようになりました。
様々な年齢や状況にあったこまやかな指導をしてくれている薬剤師さん。とてもありがたい存在だと思います。
配信: マイナビ子育て