2024年10月21日

肌を切らずにクマ改善を目指す！40代編集者が体験したリフトアップ施術【ペレヴェ】赤裸々レポート

とある日、肌や筋肉の老化が急激に加速するのが「44歳と60歳」というニュースを見ました。

……確かに！

かくいう私も今年44歳。急にシワやたるみが気になるようになりました。それも……目まわり！職業柄アイクリームは毎日塗っていますが、まぶたはぼんやりと開けにくくなってきたし、「こんなにクマ、濃かったっけ！？」と鏡に映るおのれの顔にしょんぼりする毎日。そんなときに、切ったり取ったり貼ったりしなくてもいい施術があると聞き、藁をも掴む思いでクリニックへ駆け込みました。「肌を育てながらリフトアップを叶える」施術、いったいどんなものか気になりませんか？

40代がやるべきは皮膚のたるみの改善！

痛みレスな肌の筋トレ&栄養補給で柔らか質感のスッキリフェイスに

行ってきたのは、オトナミューズではよく取材をさせていただいている白壁聖亜医師が副院長を勤める「サフォクリニック」。聖亜医師のお父様にあたる白壁征夫院長は、日本におけるフェイスリフトの権威なのです。たるみ治療なら絶対ココ！と信頼をする白壁先生のところへ迷わずGO。早速悩みを打ち明けると、先生からまず、たるみのメカニズムをレクチャーしてもらいました。顔のたるみには、

①皮膚がたるむ→②全体のボリュームが落ちる→③輪郭が緩む

という段階があります。40〜50代は第一段階の「皮膚がたるんでいる」状態がほとんど。紫外線やホルモンの影響で真皮のコラーゲン生成が減少し、弾力がなくなることで、縦に開いた毛穴やほうれい線が目立つようになるんです。皮脂分泌は減っているのに頬の毛穴が年々気になるようになってくるのは、こういう原因なんですね（涙）。

東京・六本木にあるサフォクリニック。院内も素敵です。

そこで！先生が44歳の私に勧めてくれたのが「ペレヴェ」という高周波による施術です。「ペレヴェ」はまず、4.0MHzの高周波で真皮に熱をこもらせることで、真皮の線維芽細胞が「火傷をしたような錯覚」を起こします（実際に火傷はしていません。ここ、重要！）。

こちらがペレヴェの機械です。この小さなヘッド部分を、ジェルを塗った肌にクルクルと当てていくのです。

すると、皮膚は「火傷（してないけれど）を治して再生させなきゃ！」と、コラーゲンを自らグングン生成し始めます。それで緩んでいた真皮に弾力が出て引き締まり、リフトアップにつながる……という仕組みです。注入して膨らませたり、皮下組織にまで熱を入れて縮めるのではなく、肌が自らが再生していくという、なんとも自活力の高いポジティブな治療♪ コラーゲンを自ら生成して肌質改善をしていくので、皮膚にふっくら感が出るのも特徴なのだそう。

で、それとクマの関係……気になりますよね！？クマの改善には、年齢と共に緩んでくる“リガメント”という、顔の皮膚や表情筋を骨と繋いで脂肪を支える役割をする貝柱のような繊維組織がカギになります。目の下のクマはその、ヤセて落ちてきたリガメントの部分をふっくらとさせることで、目立たなくなることが多いんだそう（ダルンと袋状になってしまっているクマは、別の治療が必要です！）。なので、『ペレヴェ』で肌の「筋トレ」をして引き締め、より弾力をアップさせるための「プロテイン」的な役割で『ジュベルック』というブースターを水光注射で入れるWの治療をすることになりました！

じんわり暖かくストレスなし！

必要な場所を集中的に引き上げてキュッと弾力肌に

こちらが機械。「ペレヴェ」ってもともとは手術の際に皮膚を切ったり止血をする際に使う機械で、美容治療の場合は先端部分をリフトアップモードのものに変えているんですって。だから目まわりなど細かい部分の引き上げたいところに、集中的に熱を入れて引き締められるので、目元のたるみに効果的というわけ。

いざ！ベッドに寝て施術スタート！

電流を通す施術なので、このプレートを背中の下に入れます。

看護師さんの手際のいいこと！クルクルと緩みの気になる部分にピンポイントで当てていきます。肌温は40度に温められます。若干熱さはありますが、我慢できないほどではなく、慣れるとじんわり気持ちいい～！

向かって左半顔を当てた状態。わかります！？多少ではあるんですが、フェイスラインがキュッと締まり、頬骨や眉の位置が上がっています。

ペレヴェの後は、ジュベルック（水光注射）。スタンプ型の細〜い針で、成分を肌に入れ込みます。針は極細ですが注射ではあるので、最初にしっかり肌表面に麻酔をします。

少し出血があるので痛そうですが、麻酔をしているので痛みはありません。あっという間に終了。

BEFORE

AFTER

施術の直後なので、どーしても赤みがあるので比べにくいですが、目の下の凹み感やほうれい線が薄くなった感、伝わりますか？

ただ、『ペレヴェ』は施術直後に劇的な効果をすぐ実感できるものではありません。真皮がコラーゲン生成をして効果を感じられるようになるのは、１週間後。２カ月に１回のペースで施術を続けることで、真皮の線維芽細胞が緊張状態をキープしてコラーゲンをバンバン生成し続ける状態になるんだそうです。皮膚を引き締めて、内側からふっくらとした弾力が出るペレヴェ。糸リフトをするまでではないけれど、目元やフェイスラインの緩みが気になってきた人、目の下がヤセてきて影のようなクマが気になり出した人はぜひ！エステ感覚で、肌のポテンシャルをグッと上げてくれること間違いなし。

ということで、また２カ月後、どのように肌が変化したかご報告します。ご期待ください！