「お金があってもケチな人」の特徴。一緒に食事をすると見抜きやすい:10月に読みたい記事

「お金があってもケチな人」の特徴。一緒に食事をすると見抜きやすい:10月に読みたい記事

こんにちは、コラムニストのおおしまりえです。

最近食料品から日用品、色んなサービスまで、物価がどんどん上がっています。そんな状況にドキドキしながら財布の紐をギュッと締める今日この頃ですが、同時に意識することがあります。それは「豊かなお金の使い方」について。


締める部分は締めるとしても、あまりに節約に走りすぎると、ケチさが人としての成熟を妨げてしてしまうように思うのです。

無駄遣いは避けたいけど、大人としての豊かなお金の使い方は叶えていきたい。じゃあそれってどんな使い方なのか。渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主で作家の林伸次さんと一緒に考えます。(初公開日は2022年10月8日 記事は取材時の状況)

大人の「豊かなお金の使い方」ってなんだろう

おおしまりえ(以下、おおしま):最近、私の中でお金の話題がマイブームです。世間の厳しい流れも受けながら、自分の中にあるお金の使い方をアップデートしたいなと思うんです。例えば、「何にお金をかけるか」ってその人らしさが出ますよね。

私の話で例えると、スキルアップ系にはお金をどんと使えるんですが、お祝いとかお礼とか、人とのお付き合いにお金を使うのはまだまだ上手くない自覚があります。

これは私が改善したい“お金の使い方のクセ”なんですけど、BARを経営されている林さんは、人のお金の使い方を間近で見ている立場だと思います。そんな林さんから見て、お金の使い方が「上手いな」とか、逆に「ちょっとそれは…」と感じる人はいますか?

林伸次さん(以下、林):お客様ではないですが、少し前に「ケチな男」の定義について知ったことがあります。

結婚相談所で「男女平等だから割り勘」と言い出す男性

林:結婚相談所で婚活するとき、初回はカフェデートで支払いは男性が持つことになっている相談所がほとんどだそうです。それに対して、男性側から「男女平等なんだから割り勘だろう」と言い出す人が、2割くらいいるそうです。


おおしま:初対面のお見合いなのに……。

林:確かに時代は男女平等ではありますが、ここでのデート代は性役割を求めているわけではないんですよね。女性の多くは「自分に与えてくれる異性に好感を持ちがち」という心理をくすぐるために、男性が払った方が恋愛のチャンスは広がりますよという話なんです。

それを相談員さんが説明しても、嫌がる男性が一定数いるそうです。そういう人は、結婚相手として一緒になると、その後もケチで大変そうだからやめた方がいいのかもしれないですよね。

おおしま:おごりおごられ論争はいつの時代もヒートアップしがちですが、男性の中に「損したくない」「女性に搾取(さくしゅ)されたくない」みたいな、過剰な気持ちがあるのかもしれませんね。

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