物価高でも食費3万円台をキープしている人が「やらない」こと

物価高でも食費3万円台をキープしている人が「やらない」こと

給料は上がらないのに、物価は上がっています。毎日のごはん作りに必要な食材も例外ではありません。家計を預かる主婦にとっては、厳しい毎日です。

でも、こんな状況の中でも、食費を上手に抑えている人がいます。豆腐やもやしばかりを食べているわけではありません。実は、食費上手さんには、共通して「やらない」ことがあるのです。やみくもに節約しなくても、これをやらなければ、ムリなく食費を抑えられます。

全国の主婦を取材して、お金に関する記事を数多く手がける村越克子さんが「食費3万円台の人が『やらない』こと」について解説します。

家族と一緒に買い物に行かない

買い物が、休日の家族レジャーになっていると食費が膨らみます。カートを押しながら、家族で店内をまわれば、夫は値段に関係なく肉や刺身など自分が食べたいモノをカートに入れ、子どもたちはお菓子をポイポイ放り入れます。これでは、食費をコントロールすることはできません。

食費を抑えることを優先するなら、買い物はひとりで行くのが基本。買い物メモを持って、そこに書いてあるモノだけをパパッと買えば、ムリなく予算が守れます。

半額品にむやみにつられない

特売品を買うと、お得をゲットしたような気分になり楽しいものです。特に「半額シール」が貼ってあると、お宝を見つけたようなハイテンションになることも。でも、「1個分の金額で2個買える」と短絡的に考えるのは要注意。

そもそも半額シールが貼られているのは、消費期限や賞味期限が迫っているから。ムダなくおいしく食べ切ることができるかを考えるのが賢明です。食べ切れず食品ロスになっては元も子もありません。

食べ切れる分を安く買ってこそ、本当のお得です。

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