EXIT りんたろー。パパが心にダメージを受けた育児とは!? 2人目についての率直な気持ちも

EXIT りんたろー。パパが心にダメージを受けた育児とは!? 2人目についての率直な気持ちも

『たまごクラブ』『ひよこクラブ』で、EXIT りんたろー。さんによる「だんだんパパになっていく」が好評連載中です。
第11回目は、日々の育児で初めて知ることや、育児にまつわる基礎知識のアップデートについて。おもちゃの収納テクニックから、赤ちゃんの病気のことまで、先輩パパやパーソナリティを務めるテレビ番組がよき先生に。

「パパ」の仕事が、一つ減った。最近あった、心にダメージを受けるできごととは? 

――赤ちゃんは、何カ月になりましたか?

りんたろー。さん(以下、りんたろー。) 8カ月です。1歳過ぎの子と比べても、体がデカいです! 僕も、自分の子を基準によその子の月齢を予想して「○カ月くらいですか?」と話しかけるんですが、大体予想は大幅にはずれます(笑)

――ウエアのサイズは、今、どのくらいですか?

100cmを着せています。お仕事をさせていただいたアーティストが、お洋服を作ってる方で「もしよかったら、ベビー服をプレゼントさせていただきたいです。8カ月ですよね。70、 80cmのロンパースはどちらのサイズがよろしいですか」と言ってくださって、「そのサイズだと、入らないかもしれません」とお伝えしたほどです(笑)

――離乳食は進んでいますか?

りんたろー。 朝と夜の2回食になり、食べさせる食材の種類が増えました! 今は、チキントマトリゾットとか、豆乳リゾットとか、炊飯器で作った参鶏湯(サムゲタン)なんかも食べるんです。だんだん、メニューっぽくなってきました。とくに、アボカドとバナナを混ぜたやつは、バクバク食べます。食べ物に反応しているのかどうかわからないですけど、離乳食中もよく笑います。
小さく刻んだわかめなんかも、食べさせます。でも、僕は内心、「のどにつまっちゃったらどうしよう・・・」と怖いんです。あとは、「おこさま用おせんべい」も食べます。赤ちゃんはしゃぶって溶かして食べているんですが、これも、のどにつまったりしないかとヒヤヒヤしています。杏ちゃん(妻・杏奈さん)は「大丈夫、大丈夫」と言います。子どもの成長に、僕がついていけていないですね。

――離乳食の準備は、杏奈さんが担当?

りんたろー。 はい。杏ちゃんは、レシピを増やすために、Instagramで離乳食メインのアカウントをフォローしまくって、参考にしているそうです!
でも、離乳食が豪華になる一方で、困ったことも。杏ちゃんの故郷である北海道に「冷やしラーメン」というメニューがあって、いわゆる冷やし中華みたいなものです。その冷やしラーメンを、「食べる?」と聞かれたので、「食べる!」と意気揚々と答えたら、ザルに盛られた麺とつゆのみが出てきました。僕の冷やし中華のイメージは、ハムやきゅうり、錦糸卵とかがのっているイメージだったので、「いや、大学生の一人暮らしかっ!」とツッコんだところ、杏ちゃんに「うるさい! 離乳食で大変なの」と言われました。癇(かん)にさわったかもしれない・・・。離乳食作りって、大変ですもんね!

――現在、授乳の回数や量はどのような感じですか?

りんたろー。 杏ちゃんは、回数も量も、減っていると言っています。完全母乳で、ミルクは全然飲まなくなったので、パパの仕事が一つ減ってしまいました。授乳は、ママに託すしかないです。今は、子どもを抱き上げて、「たかいいたかい」とか「飛行機」ができるようになったので、それがパパの担当。メッチャ笑います!

――「はいはい」は、しますか?

りんたろー。 ずりばいを、ついに始めました! 僕が、仕事で2日間、家を空けるときがあったんですが、そのときに、杏ちゃんが実家・北海道に帰りました。帰省先で、初めてずりばいをしたんです! 実家が広いこともあってか、おもちゃなどを少し前に置いてあげると、それをめがけてスイスイとほふく前進を始めるようになりました。僕は、その様子を動画で見ました! 

――動画を見たときの気持ちは?

りんたろー。 うれしい気持ちと、安どの気持ちです! というのも、うちの子は、ずりばいを始めるのがちょっと遅くて心配していました。今は、スピードもどんどん速くなっています。ずりばいする前は、少しくらいの時間なら目を離してもめを大丈夫だったんですが、もうつきっきりじゃないと心配ですね。

――ママの「後追い」はしますか?

りんたろー。 杏ちゃんが見えなくなると泣くように! パパがいても、です(笑)。これまでは、ギャン泣きしても、僕がたて抱きすれば泣きやんだんですが、ママでしか泣きやまないこともけっこう出てきて・・・。複雑な気持ちです(笑)

――そんなとき、杏奈さんの反応は?

りんたろー。 「ママがいいんだね!」とボケっぽく言っています(笑)。以前は、赤ちゃんが泣きやまないときは、僕のあせりやあきらめの気持ちが伝わってしまっているからなのかな?なんて思っていましたが、今の”泣きやまない”はそういうレベルじゃないですね。確実に、僕の心はダメージは受けています(笑) 

――新たに出てきた、育児のお悩みごとはありますか?

りんたろー。 今まで僕が寝かしつけていたんですけど、入眠で手こずるようになりました。やっぱり、杏ちゃん頼みになってしまっています。ママじゃないと結構泣いちゃうことがあります。寝かしつけるときは、今は抱っこと母乳です。でも、どこかで卒乳しなきゃいけないですよね。授乳の卒業はいつ、どんなふうにするのか、友だちに聞いたりもしています。でも、まあ、なるようになるかな、とも考えています。
あとは、寝返りをするので、夜、寝ているときにうつぶせになって、息が苦しくなってしまわないかが心配で・・・。赤ちゃんを見守るカメラをつけています。それで、赤ちゃんがぐずったり、うつぶせに寝ているのに気づいたら、赤ちゃんをあお向けに戻して寝かせています。

――最近、ひやりとしたことはありますか?

りんたろー。 ずりばいをするようになったので、マットとマットの間にハマってたことがありました。ドキッとしました。今まで、いすに座らせていても、少しの間くらいは目を離せる時間がありました。でも、脚の力が強くなった今は、離乳食を食べていても、パッと立ち上がって、前に倒れ込みそうになったり・・・。そのときは、瞬間的に手が出てキャッチできましたが、少しでも目を離すときは、いすに座らせちゃいけないなと思いました。

パーソナリティーを務めるテレビ番組は、学ぶことばかり。最近は、おもちゃの収納&肌のケアについてアップデート!

――最近、育児で気になることなどはありますか?

りんたろー。 離乳食を食べさせたあとに、赤ちゃんの口まわりに赤みが出ていたんです。
パーソナリティーを務める育児番組で、食事する前に口まわりにワセリンを塗って、外部の刺激から肌を保護してあげるといいと知りました。また、離乳食を食べ終えたら、口まわりをふき保湿ケアをするように。今までは何もしていなかったのですが、おむつ交換のときも、おしりを清潔にしたあと、クリームを塗るようになりました。改めて、保湿の大切さを知った感じです。

――赤ちゃんは、言葉を発しますか?

りんたろー。 「うーうー」「あーあー」は発しますが、意味のある単語はまだです。先輩パパたちから「言葉を話すようになると、もっとかわいくなるよ」と言われているのですごく楽しみ! おふろの中やおもちゃで遊んでいるとき、まただれかに話しかけられたときによく声を出しますが、その様子が、もう、たまらないです! 早く「パパ」と言わせたいです!

――人見知りはしませんか?

りんたろー。 全然、しないんです。レストランで食事をするときも、めっちゃおとなしいです。なんなら、知らない人にもすっごく笑いかけるし、サービス精神旺盛です。八方美人というか・・・そこは親譲りかもしれないです(笑)。ぐずるわけでもないので、「こんなに落ち着いていて、人生、何周目?」と言われることも。サッカー観戦でスタジアムに僕の友だちと行っても、全然泣かないので、びっくりされます。

――ワンちゃんとの関係性に変化はありますか?

りんたろー。 赤ちゃんが寝ようとしているときにワンちゃんがほえちゃって、泣きだしちゃうということはあります。ワンちゃんは赤ちゃんに嫉妬(しっと)していますね。赤ちゃんが家にきた当初は、ワンちゃんが顔をなめたりしていたのですが、注意したり止めたりするうちになめなくなってきました。赤ちゃんもワンちゃんがわかるようになってきて、笑ったり、目で追ったりしています。

――どんなおもちゃで遊んでいるときが、赤ちゃんはご機嫌ですか。

りんたろー。 かぎを開けたり、ティッシュを引っ張り出したりできる、ピープルの「いたずら1歳やりたい放題」が好きみたい。呼び鈴がついていて、ボタンを押すと「ピンポン、ピンポン」と鳴るので、ワンちゃんがだれかが来た!と思ってめっちゃほえます。あとは、中心部分が光る飛行機型扇風機。風も好きだし、光にも興味津々。でも、いわゆるおもちゃとして作られたものでない日用品が気に入るケースも。ブランケットクリップのゴム部分をずっとかんでいて、それがいちばんのお気に入りかもしれません(笑)

――おもちゃの収納はどうしていますか?

りんたろー。 パーソナリティーを務めるテレビ番組で、「おもちゃ箱は1軍と2軍を作っておき、2軍は普段しまっておくと、部屋がスッキリする」と習いました。また、赤ちゃんが1軍に飽きたタイミングで2軍を出すと、おもちゃが新鮮に感じられて、よく遊んでくれるとも聞きました。もう使わないけれど思い出があって手放しづらいものに関しては、写真を撮って残し、友だちにゆずったり、処分したりするといい、というのも勉強になりました。

――ほかに、テレビ番組で学んだことはありますか?

りんたろー。 先日は、「スキンケア」の特集がありました。自分自身、長年、美容のお仕事もしているので、赤ちゃんのケアについても当たり前だと思ってやっていたことが、監修の先生に「すごい」と言われました。たとえば、僕自身、肌が弱いので、たっぷり泡立てて手でやさしく体を洗うことを意識してきたんですが、赤ちゃんにもそうしています。それが、いいみたいです。あとは、自分に肌トラブルが起こったときは、自己判断でケアせず、すぐに皮膚科を受診しています。赤ちゃんも同じように、肌トラブルが起きたときは、皮膚科に連れて行き、ベストな薬を処方してもらっているところもっほめていただきました。おふろ上がりのクリームも、赤ちゃんがテカテカになるくらいたっぷりと塗って保湿しています。

――これまでに、赤ちゃんは病気になりましたか?

りんたろー。 まだ、ないんです。僕が職場でいろいろな人に会うので、病気をもらってきちゃうかなと心配しているんですが、今のところないですね。先輩芸人のしずる・KAƵMAさんと、エハラマサヒロさんに「『熱性けいれん』は怖いから、動画だけでも見て勉強しておいたほうがいい」と言われたので、調べてみたらびっくりしてしまいました。「こんなことが起こるのか!」と。でも、知っているのと知らないのとでは違いますもんね。知って、心がまえをしておくことが大事だと感じました。

――先輩パパとは、ほかにどんな話をされるのですか?

りんたろー。 実は、夫婦で話して、2人目についても前向きに考えています。先輩パパたちにそのことを伝えたところ、「産後そんなにたっていない奥さんが、2人目について前向きに思えるのはスゴイことだから、その気持ちを大切にしたほうがいいよ」と言われました。たしかに、杏ちゃんがそんなふうに思ってくれるのはうれしいので、いけるところまで頑張ってみようと思います!

たまひよ編集部に今の率直な気持ちを語ってくださった、りんたろー。さん。育児の知識も、アップデートしていく様子が頼もしいです。次回は、りんたろー。さんの「だんだんパパになっていく」最終回。出産前から、生後9カ月を迎える現在までの気持ちの変化についても振り返ってもらいます。

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