自宅で簡単♪お好みカレー4選
お家でカレー作りする時、「ちょっといつもと違ったカレーが食べたい!」そんな人に向けて、気分に合わせた“お好みカレー”作り方4選を紹介します。
(1)
カレーのコクを出したいときは、オイスターソース、バター、生クリーム、にんにくがおすすめです。オイスターソースは牡蠣の旨みが含まれているので、シーフードカレーにぴったりです。旨味や甘味がコクを生み出します。冷蔵庫に常備されているバターや生クリームなどの乳製品は、まろやかさによって手軽にコク出しができます。香辛料のにんにくは、カレーのスパイスと相性がよく、コクを出したい時の隠し味にぴったりです。
(2)
カレーの香りや風味を豊かにしたい時は、ガラムマサラ、ウスターソース、ココアを加えてみましょう。3〜10種類のスパイスがブレンドされたガラムマサラは、インドの代表的なミックススパイス。カルダモンやコリアンダーなどが使われ、ターメリックが使われていないのがカレー粉との違いです。カレーの本場であるインドのようにスパイシーな風味を出したい時に使ってみましょう。野菜や果物の旨味がつまったウスターソースを加えると味に奥行きをもたらします。入れすぎると味が濃過ぎてしまうので、小さじ1から加減してください。カレーの隠し味として意外な印象のココアは、上質な苦味が風味を豊かにします。一晩経ったカレーの味わいが好きな人におすすめの隠し味です。
(3)
カレーに辛さや刺激をプラスしたい時は、豆板醤、黒コショウ、七味を取り入れてみましょう。豆板醤は刺激的な辛さよりも、旨味の強い辛さが好みの人にぴったりです。辛みとコクをプラスします。カレーがぼやけた味に感じる場合は、黒コショウを加えるのがおすすめです。パンチのある刺激なので、味にメリハリが出ます。単に辛さを出したい場合は七味を入れてみましょう。隠し味としてはもちろん後入れでもOK。一味よりも七味のほうが複雑な辛さを再現できます。
(4)
甘くマイルドにしたい人は、果物のすりおろし、はちみつ、炒めた玉ねぎ、だし汁を加えるといいでしょう。りんごや柿のすりおろしは、やさしい甘さをプラスします。果汁も入ることでまろやかな風味に仕上がります。甘みとコクの強いはちみつを入れることで、スパイスが引き立ち味わい深いカレーになります。とろみが増して濃厚になるので、子ども向けのカレーの隠し味にぴったりです。飴色に炒めた玉ねぎは、甘さと香ばしさが増す隠し味です。具材ではなく、ルーが主役の具なしカレーをつくるときにおすすめです。
(夏木紬衣)
配信: LASISA
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