今が旬の「ごぼう」。おいしい季節を迎えましたが、しみじみとした味わいの煮ものにすることが多く、家族ウケが今ひとつ…。
そんな悩みを、テレビの料理番組や、雑誌、書籍、SNSなどで大人気の山本ゆりさんが解決してくれました!
「シャキシャキとした歯ざわりが魅力のごぼうを、子どもも大人も大好きな、甘辛味のつくねにたっぷり入れてみました。卵黄を添えると、居酒屋風で気分が上がります♪」(山本さん)
▷レシピを教えてくれたのは[LINK(https://st.lettuceclub.net/recipe/coordinator/369/)]山本ゆりさん
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料理コラムニスト。大阪生まれ&在住。どこにでもある材料でできるレシピと日常の話をつづったブログを気まぐれ更新中。オフィシャルブログ「含み笑いのカフェごはん『syunkon』」も大人気。
月見ごぼうつくね
「肉だねは、ポリ袋で作ると手もボウルも汚れず、ラクチンです。また、肉だねを丸めて直接フライパンに並べれば、バットを出して洗う手間も省けます。
肉だねをフライパンに並べてから火にかける<コールドスタート>で、焼き縮みも防げますよ」
【材料・2人分】
ごぼう…大1/2本(約100g)
A
・豚ひき肉…200g
・卵白…1個分
・片栗粉…大さじ1
・酒…大さじ1
・塩…少々
・こしょう…少々
卵黄…1個分
B(混ぜる)
・砂糖…大さじ1
・しょうゆ…大さじ2
・みりん…大さじ2
サラダ油
■【ごぼうの下ごしらえ】
「土つきのごぼうは、クシャッと丸めたアルミホイルでこするときれいになります。皮には香りがあり、栄養も豊富なので、こすり過ぎて全部むかないように注意して」
■【作り方】
1. ごぼうは上記の要領で洗い、ささがきにして水に約5分さらし、水けをきる。フライパンに油小さじ2をひく。
2. ポリ袋にAを入れ、袋の上からよくもんで均一にし、ごぼうを加えて袋の上から混ぜ、たねを作る。1のフライパンに1/8量ずつ、厚さ1.5cmに丸めて並べる(ごぼうがはみ出てもOK)。中火にかけ、約3分こんがりと焼く。
3. たねの上下を返し、たねの高さの1/4くらいまで水を注ぐ。ふたをずらしてのせ、約5分蒸し焼きにし、水けが残っていたら、ふたをとって水けをとばす。
4. 脂を拭き取り、Bを加えて全体にからめる。器に好みで青じそとともに盛り、卵黄を添える。
(1人分380kcal/塩分3.0g)
卵白は、肉だねに混ぜるので無駄がなく、肉だねが柔らかに仕上がります。卵黄を外せば、お弁当にもおすすめ。しっかり甘辛味で、ご飯はもちろん、お酒とも相性抜群です。
秋の夜長にぴったりな「月見」仕立てで、楽しんでくださいね。
レシピ考案/山本ゆり 撮影/難波雄史 スタイリング/阿部まゆこ 栄養計算/スタジオ食
編集・文/singt
配信: レタスクラブ
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