たむらけんじ「知名度を安心感に」発言で感じてしまう「松本人志を絶対擁護」姿勢との“ズレ”

「ちゃ~」のギャグで知られるお笑いタレントであり、焼き肉店経営などのビジネスを手掛ける実業家でもある、たむらけんじが、元雨上がり決死隊・宮迫博之のYouTubeチャンネル「宮迫ですッ!【宮迫博之】」に出演(10月17日付)。昨年5月から生活の拠点を移しているアメリカで一番悲しかったことを吐露した…。それは、「よく聞くんですけど、日本人が日本人をダマすらしいんですよ」という事例だとか。何でも、英語がよくわからずにアメリカに赴く日本人は、「向こうで日本人いたら安心感があるじゃないですか。“何かしてあげよっか”って…そうしたら、その人が詐欺師だったとりか。日本人は日本人をダマしやすいやん…」

 たむらはアメリカが本当に好きなことから、アメリカに住みたい、お店出したい、留学したいという日本人をサポートしたいのだそうだが、「ボク、一応知名度あるじゃないですか。知名度を安心感に変えたいなと思って。『たむらがやってんの?じゃあ悪いことせえへんやろ』という安心感」と、力を込めて口にした。

 これにネット上の視聴者からは、では「日本人は日本人を騙しやすい。名言ですね。大谷翔平が騙されたのもナットク」「たむらさんの安心感で日本人をいっぱいサポートしてあげてください」といった声が見受けられた。

 しかし一方で、性加害疑惑で芸能活動休止中のダウンタウン・松本人志について、たむらは一時帰国の際に報道陣に対して、まず自身が女性を松本にアテンドした疑惑については、「正味、本当に言われのないことなので」としたうえで、「ボクらのことはどうでもいいんですが、あの人(松本)のことは100(%)ない。これで人の人生が変わる、仕事がなくなるって、やっぱり日本をどうにかしたほうがいいと思う」と発言。日本人を信じられないようにもとれる姿勢を見せていたのだ。

「松本が週刊文春と事実関係を争っているのは、自身が参加した飲み会とは別の案件で、たむらが『100%ない』などとは断言できない立場です。松本を信奉している気持ちはわかりますが、あまりにアメリカが好きになってしまい、日本バッシングの姿勢に様変わりしてしまったのかと思ってしまいますね」(芸能ライター)

 これではたして、多くの日本人が「たむらなら安心」と、思ってくれるだろうか。

(所ひで/YouTubeライター)

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