オスワリ、フセ、マッテなど飼い主さんの指示で行う「指示しつけ」。上手にできると暮らしやすくなるだけでなく、愛犬との絆も深まります。意思疎通にかかわるものだからこそ、疑問点はすっきり解決しておきましょう! しつけトレーナーの戸田美由紀先生に聞きました。
Q.愛犬が指示を聞きやすくなるほめ方を教えて!
A.女優気分で演技してみて
愛犬が指示を聞いてくれたときは、それが正解であることを伝えるためにも、大げさなぐらいにほめて。女優気分で思いっきりほめてみましょう。ただし愛犬を興奮させたくないシーンや困りごとをやめた直後などは落ち着いたトーンでほめるのが◎。
Q.犬に「ダメ」を伝える指示しつけはありますか?
A.何がダメかより、何をすべきか教えましょう
「犬は人のように複雑な言葉はわからないので、ダメと言われても、何がダメなのかは理解できません。何をしてほしいかを伝えたほうが確実なので、たとえばソファに上ったときは『オリテ』、入ってはいけない場所に入ったら『デテ』など、愛犬にしてほしい行動を指示しましょう」