漫画「ここが辛いよ 実習生」のカット(アミンさん提供)
保育実習の現実を描いた漫画「ここが辛いよ 実習生」が、Instagramで1800以上のいいねを集めて話題になっています。
保育士を目指す学生が行う保育実習。保育園での実習中は、学生にとってつらいと感じることも少なくないようです。保育士歴17年の作者が、保育実習生を迎えるたびに思うことは…。読者からは、「実習、今でもトラウマです」「本当に日誌はつら過ぎた…」「共感しかない」などの声が上がっています。
実習では恐れずにチャレンジしてほしい
この漫画を描いたのは、保育士・イラストレーターのアミンさんです。保育士として働く中でのエピソードや日常の出来事を漫画にして、Instagramで発表しています。アミンさんに、作品についてのお話を聞きました。
Q.今回の漫画「ここが辛いよ 実習生」を描いたきっかけを教えてください。
アミンさん「いつか漫画にしようと思っていた題材でした。実習生さんと接するとき、自分も大変だったことをいつも思い出します」
Q.アミンさんが実習生と接するときに、気を付けていることはありますか。
アミンさん「リラックスできるような声掛けをするようにしています。失敗を責めるのではなく、『実習は失敗しにくるところだから、恐れずにチャレンジしてほしい』ということは、まず伝えていました」
Q.アミンさん自身は、「保育士に向いていないかも…』と思ったことはあるのでしょうか。
アミンさん「実習生のときは、保育をしたあとのあまりの疲労感に『これが毎日続くのか…』と、自分の体力に自信がなくなりました」
Q.実際に保育士になって、良かったなと思うことを教えてください。
アミンさん「何年も前に卒園した子が、大きくなっても『先生ー!』と会いに来てくれるときは保育士で良かったと思います。実際、子どもたちから教わることが多く、自分自身が成長させてもらえています」
Q.漫画「ここが辛いよ 実習生」について、どのような意見が寄せられていますか。
アミンさん「『実習はトラウマです』『まさに…!』など、共感のコメントをたくさん頂きました。皆さんの実習でのエピソードを書いてくれる人も多く、それも私のとって共感できるものばかりでした!」
配信: オトナンサー
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