5.リードの引っ張りグセ
散歩中にリードを引っ張って歩くクセは、犬の気管に負担をかけて気管虚脱などを誘発する可能性が。
「散歩中に愛犬の名前を呼ぶ」→「おやつを与える」を繰り返して、名前を呼ばれればリードを引っ張らずに歩けるように習慣づけて。
6.屋外のみでの排泄
いつも外でのみ排泄させていると、長時間の留守番や悪天候で外に連れ出せないときにオシッコを我慢してしまい、膀胱炎を招きかねません。
こんな習慣にも気をつけて!
食や散歩以外では、次のような習慣にも注意が必要です。
7.突然の激しい吠え
急に激しく吠える行動は、健康な犬ならすぐに影響が出るわけではありませんが、注意が必要な習慣です。たとえば心臓に病気を抱える犬にとっては、不整脈や体調不良の原因になるほか、気管の悪い犬であれば、のどに負担がかかります。
もしも来客のチャイム音に吠えるのであれば、チャイムを鳴らさずに電話をしてもらうよう貼り紙をしておくとよいでしょう。
犬の内臓に悪影響を与えるNG習慣をご紹介しました。
それぞれの習慣に応じた対策をして、愛犬を危険から守ってあげましょう。
お話を伺った先生/田草川佳実先生(聖母坂どうぶつ病院副院長)
参考/「いぬのきもち」2020年4月号『あなたや愛犬が、なにげな~くしちゃっているいつものクセや習慣は大丈夫? 愛犬の病気・ケガを招くNG習慣ランキング』
文/藤真もとみ
※記事と写真に関連性がない場合もあります。