③「自分は弱い存在だよ」と伝えたい
叱られたときなどに、「闘うつもりはないよ。自分はあなたより弱い存在だよ」という気持ちで飼い主さんをなめる場合もあります。これは、本能的な行動が相手をなだめるしぐさに変化したもので、このような気持ちのときは犬が下から飼い主さんをなめることが多いようです。
④口のまわりについた味やニオイに反応して
愛犬が飼い主さんの口のまわりなどを熱心にペロペロしている場合、口のまわりについた味やニオイが目的でなめているケースも考えられます。「ここに近づくと、おいしいニオイがすることがある」と犬が覚えれば、なめる行動を繰り返すようになるかもしれません。
犬が飼い主さんをなめる行動の背景には、よく知られているものから意外なものまで、いろいろな犬の気持ちがあります。愛犬がペロペロしてきたら、ぜひ愛犬の気持ちを読み取ってあげてくださいね。
お話を伺った先生/西川文二先生(しつけスクール「Can!Do!Pet Dog School」代表)
参考/「いぬのきもち」2018年2月号『しっぽを振るのは“うれしい”ときだけじゃない!? よくある愛犬のしぐさ じつは意外なきもちだった!』
文/寺井さとこ
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※内容をわかりやすくするために部分的に擬人化した表現を用いています。ご了承ください。
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