発想を転換するだけ!ずぼらさんにオススメの“飾るだけ片付け術”実践例

 片付けが苦手な人って、ものを“捨てる”ことに尻込みしているケースが多いのではないでしょうか。このような場合、捨てるのではなく“飾る”ということに発想を変えるだけで、たちまち片付け上手になってしまうこともあるんです。

 この“飾るだけ片付け術”をオンライン講座や書籍「一生散らからない! 飾るだけ片付け術」(ぱる出版刊)、YouTubeなどで公開しているオンライン片付けコンサルタントの伊藤かすみさんに、リビング、玄関、洗面室における実践例を教えていただきました。

■リビングの飾るだけ片付け術

 リビングは、片付けてから飾ろうとする人が多いそうですが、先に飾ったほうが片付くことがあるようです。

「もし家族がいて、せっかく片付けてもすぐにものを置きっぱなしにされてしまうという悩みがあるなら、片付けた場所を何にもない場所にするのではなく、そこに何かを飾ってください。実際、飾っていると家族がものを置かなくなったという体験談もあります。写真や花など、お気に入りのものを飾りましょう」

■玄関の飾るだけ片付け術

 かつては片付けが苦手だったという伊藤さんは、多くの人の目に触れる玄関から飾るだけの片付け術を始めたそうです。

●靴はすべて玄関に置かない

「靴はすべて玄関に置かなくていいんです。下駄箱にすべて入りきらないこともあるでしょう。マンションやアパートではどうしても広さに限度があります。ではどうすればいいか。例えば、今のオンシーズンの靴だけを玄関に置き、オフシーズンのものはクローゼットや押し入れへ箱に入れて収納しておく。これで玄関がすっきりします」

●お気に入りのものを飾る

「何も置いてないことが片付いていると考えないことがポイント。靴が一足しかないのは確かにきれいですが、ちょっとさみしいですよね。帰ってきたら自分のお気に入りのものが目に飛び込んでくるとうれしくないですか? 気に入って買った絵、ランプなどを置いてみてください。心の満足感がありますよ。美術館、ギャラリー、ホテル、カフェなどに飾られているものをイメージして飾ってみてください」

■洗面室の飾るだけ片付け術

「洗面室にものがあふれてしまう人がとても多いです。いろいろな片付け方がありますが、洗剤類は色鮮やかでうるさくなりがちで、見た目のバラバラ感があることで片付いていないように見えてしまうことも。そんなときにはケースやかごを買ってきて色を統一し、オシャレなラベリングをしてそこへ収納するなどしてみてください。このバラバラ感をなくすと、片付いた感じがするものです」

 いかがでしたか? 他のエリアも同じように“飾るだけ”の意識で片付けを始めてみてください。きっと驚くほど素早く片付けられますよ!

関連記事:

アサジョ
30~40歳代の女性をメインターゲットにした、大人女子を楽しむための情報サイト。 イケメン・ラブ・エイジングケア・芸能などのホンネの話を楽しめるニュースを毎日提供。
30~40歳代の女性をメインターゲットにした、大人女子を楽しむための情報サイト。 イケメン・ラブ・エイジングケア・芸能などのホンネの話を楽しめるニュースを毎日提供。