倉庫の中で悲痛な鳴き声を上げる子猫を保護、ユーモアあふれる飼い主さんとの暮らしぶりが話題

倉庫の中で悲痛な鳴き声を上げる子猫を保護、ユーモアあふれる飼い主さんとの暮らしぶりが話題

ご紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@cellbururuさんの愛猫「セルジオ悦子」ちゃんです。

飼い主さんのXは、フォロワー8万人を抱える人気アカウント。そのユーモアあふれる語り口で綴られる投稿は、多くの人を笑顔にしています。
2024年6月、@cellbururuさんは、小さな三毛のセルジオ悦子ちゃんを保護しました。ニャーニャーと懸命に鳴くセルジオ悦子ちゃんを目にして、お迎えすることを決めたといいます。

保護したばかりのセルジオ悦子ちゃんを撮影した投稿には、箱の中から飼い主さんを見上げ、はい上がろうと動き回る姿が。そのたくましくも愛らしいセルジオ悦子ちゃんの様子を収めた動画には、約17万件の“いいね”(2024年9月時点)が集まりました。リプライ(返信)には「めちゃくちゃ元気」「かわいすぎやで。今後もかわいい動画待ってるやで」など、飼い主さんの語り口を真似ながら子猫との出会いを祝福する声がたくさん寄せられています。

セルジオ悦子ちゃんと飼い主さんは、どのように出会ったのでしょうか? 現在の様子とともに詳しいお話を伺いました。

倉庫の中で鳴き続けていたセルジオ悦子ちゃんを保護

セルジオ悦子ちゃんは、三毛柄が素敵な女のコ。個性あふれる名前は、飼い主さんのXアカウント名でもある“セル”を入れたかわいらしい雰囲気かつ、ブラジルサンパウロ出身の元プロサッカー選手・セルジオ越後氏の名前から一部を拝借してつけられました。

セルジオ悦子ちゃんと飼い主さんが出会ったのは、勤め先の木材を置くコンテナでした。その中から、子猫の鳴き声がすることに気づいた飼い主さんがその姿を探したところ3匹の子猫を発見したのです。

その後、会社の同僚が子猫を保護し受け入れ先に連絡。飼い主さんがキャリーケースに入った子猫に触れようと手を伸ばしたとき、近寄ってきたのがセルジオ悦子ちゃんでした。

そのかわいらしさに心を揺さぶられた飼い主さんは、セルジオ悦子ちゃんを家族として迎え入れることを決意。そうして、小さなセルジオ悦子ちゃんと飼い主さんの新たな生活が始まりました。

日々、たくましく成長するセルジオ悦子ちゃん

小さなセルジオ悦子ちゃんをお迎えした飼い主さん。当初は、「ごはんまでの時間をどれくらいまで空けていいかわからず、午前中に1回、午後に1回、ごはんをあげたり、早めに仕事を終えて帰宅できるよう段取りをつけていた」と、試行錯誤を重ねていたといいます。

そうしてセルジオ悦子ちゃんは、飼い主さんの手厚いケアを受けながらすくすくと成長。保護した当時と比べると、体つきもしっかりとして大きくなりました。

飼い主さんによると、セルジオ悦子ちゃんは「わいのやりたいことを見越して行動してるんやで」といいます。例えば、体重計の上にごはんを置いて気を引き、体重を計ろうとしたところ「ごはんには見向きもせず、体重計に乗って寝転がった」そう。そんなセルジオ悦子ちゃんを目にした飼い主さんは「良いネタ作ってくれるなと思ったんやで」と微笑ましく思ったようです。

これからセルジオ悦子ちゃんとどのような関係を築いていくかについて、飼い主さんは「もっと一緒にいて感じてくると思うんやで」と語っています。ただひとつ、今、願うことは「わいが勉強する間は、“ひとり”で遊んでてほしいんやで」とのこと。

どうやら遊び盛りのセルジオ悦子ちゃんは、飼い主さんをひとりじめしたくてたまらないようですね。そんなセルジオ悦子ちゃんに手を焼くこともありつつ、飼い主さんもまたセルジオ悦子ちゃんとの暮らしを楽しんでいるようです。

飼い主さんのXでは、セルジオ悦子ちゃんの日常を公開中。元気いっぱい、のびのびと過ごす姿をたくさん見ることができますよ。

写真提供・取材協力/@cellbururuさん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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