愛犬の吠えグセに悩んでいる飼い主さんは少なくありません。1才までにきちんとしつければ、吠えグセのない犬に育てることができます。今回は、吠えない性質に育てられるような環境づくりについて、ドッグトレーナーの中村太先生に教えていただきました。
1日2回以上の散歩をする
ずっと室内にいると退屈さやストレスを感じることで、少しの物音に敏感に反応して吠えたり、しつこくおねだり吠えしたりするようになることがあります。外に出るとさまざまなニオイや風景にいい刺激を受けて、リフレッシュできるので、吠えにくくなります。
1日2回の散歩コースは、少しだけでも変えることで、風景やニオイが変わるため、犬にとっていい刺激に。より効果的にストレスを発散できるので、吠え予防が期待できるでしょう。
また、散歩が好きではない場合は、抱っこやキャリーバッグに入れて連れ出してもOK。自分で歩かなくてもリフレッシュできるので、吠え予防につながります。
クレートを使用して「ハウス」を教える
暗くてせまいクレートは、巣穴のような感覚で、犬が本能的に安心できる場所です。
「ハウス」の指示でクレートに入れるようにしておくと、吠えそうなときや吠えているときなどに、犬を落ち着かせることができ、吠え予防になります。