鋭い目つきに、思わずドキッ!
紹介するのは、X(旧Twitter)ユーザー@nekono_toriko16さんの愛猫・恋梅(こうめ)ちゃん(取材時4才/ブリティッシュショートヘア)。飼い主さんが「ヤンキー座りしてながらおこです(原文ママ)」のコメントとともに投稿した写真には、怒っているような表情で飼い主さんをジッと見つめる恋梅ちゃんの姿が写っていました。
撮影時はどのような状況だったのか、飼い主さんに話を聞くことに。
飼い主さん:
「撮影当時は、ただただ変なポーズしてるなって思って無意識に写真を撮ってたら、たまたま怒ったような顔が撮れたんです。ホントに偶然に撮れた写真なんです(笑) 表情は怒っているように見えますが、恋梅自身はとくになにも意識していないと思います」
飼い主さんによれば、恋梅ちゃんは普段から怒ったように見える表情をしていることが多いのだそう。
飼い主さんにとっては見慣れた表情ではあったものの、「ヤンキー座り」に見えるようなポーズをしていたのは初めてだったのだとか。「とにかく可愛くて連写しまくってました」とのことです。恋梅ちゃんの投稿には、Xユーザーから「完璧にニャンキーですな」「まじ怒ってるみたいだけど、笑える可愛さ」「今にも突進してきそう。間違いなく強い」などさまざまなコメントが。また、2万件の「いいね」がつくなど話題に(2024年9月29日時点)。
反響の大きさには飼い主さんも驚いたそうで、いろいろな反応が見られて楽しかったと話しています。
恋梅ちゃんはどんなコ?
恋梅ちゃんの素顔は、ゴハンを食べることとゴロゴロすることが大好きなマイペースなコ。また、優しい性格で、まわりをよく見ながら動くコのようです。日常では、恋梅ちゃんのこんな姿が見られるのだそう。
飼い主さん:
「我が家には6匹の愛猫がおり、恋梅は一番年上です。おもちゃで遊んでいるときに下のコたちが来ると、本当は自分も遊びたいのに譲ってあげる優しい姿が見られます。また、以前に私が夜中に喘息発作で苦しんでいたときに、恋梅がそばに来てふみふみしてくれたことがありました。本当に優しくておりこうさんです」
飼い主さんにとって、恋梅ちゃんは特別な存在
飼い主さんの家で、確かな存在感を見せている恋梅ちゃん。飼い主さんにとっても、恋梅ちゃんは特別な存在だといいます。
恋梅ちゃんをお迎えする前に、「あと1カ月で13才になる」という高齢のウサギを亡くしたという飼い主さん。このウサギは飼い主さんとずっと一緒にいて、飼い主さんにとって生きていくための支えのひとつだったのだとか。そのコが亡くなってからは、ぽっかり穴が開いたかのような毎日を過ごしていた飼い主さんでしたが、ウサギとお別れをして約3カ月後に恋梅ちゃんを家族に迎えたといいます。
飼い主さん:
「あとからわかったことなのですが、恋梅の誕生日は亡くなったウサギさんと同じ誕生日だったんです。正直、ウサギさんが生まれ変わってまた戻ってきてくれたとしか思えなくて……。ウサギさんが13才を迎えたかった日に恋梅が生まれて、私のもとに来てくれた——ただの偶然だとは思いますが、私たち家族にとっては言葉にできないほど嬉しかったんです」
なにかの縁を感じずにはいられない、恋梅ちゃんとの出会い。恋梅ちゃんは、ペットロスで塞ぎ込んでいた飼い主さんの心を癒してくれたようです。
おもしろ可愛い行動で笑いをもたらし、優しさでまわりをほっこりさせてくれる恋梅ちゃん。家族みんなにとって、恋梅ちゃんはなくてはならない存在のようですね。
写真提供・取材協力/@nekono_toriko16さん/X(旧Twitter)
取材・文/凛香
※この記事は投稿者さまに取材し、了承の上制作したものです。2024年9月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。