体型を操る俳優たち
役作りのため、時には体型を大きく変える俳優たち。彼らは役柄に応じて徹底した準備をおこなうことで、キャラクターに命を吹き込みます。今回はそんな俳優たちの中でも、特に話題となっている3人の驚きのエピソードを見ていきましょう。
まず紹介するのは、役作りのために約20kgもの増量をおこなったエピソードが注目を集めた大沢たかおさん。2023年7月放送の「おしゃれクリップ」に出演した大沢さんは、映画「キングダム」シリーズで“王騎”を演じるため、朝から肉700gとご飯2、3杯を食べていたことを告白。さらに、アイスクリームや生クリームなどを混ぜたプロテインを1日2回飲んだそうです。
この役作りにより、首元や体全体にリアルな肉付き感を出すことに成功。大沢さんは他にもたびたびテレビ番組で増量に触れていていて、「(王騎を見て)観客が驚いてくれることがうれしい」と役に対する真摯な姿勢を見せています。また「体を大きくしたいときは牛肉、動きを早くしたいときは馬肉」と語るなど、食べる肉によって体に変化が現れるというユニークな理論も披露していました。
松本潤さんは、2024年3月放送の「なりゆき街道旅」にゲスト出演した際に、大河ドラマ「どうする家康」での壮絶な役作りについて語っています。撮影中に5kgの減量を経て、さらにその後3カ月間で10kgもの増量をおこなったそう。特殊メイクだけでは役柄のリアルさが足りないと考えた松本さんは、首元に肉をつけるため、夜な夜なラーメンや高カロリーな食事を食べて大増量をおこないました。「僕も40歳なのでなかなか落ちない。自分の中では過去最大の体重」と苦笑いしつつ、役作りへのこだわりを語っています。
2024年7月期ドラマ「笑うマトリョーシカ」での“激痩せ”ぶりが大きな話題となったのが玉山鉄二さん。2024年1月放送のドラマ「さよならマエストロ~父と私のアパッシオナート~」ではぽっちゃりとした外見が“激太り”や“おじさん化”と指摘されていましたが、今回の作品では一転して引き締まった体型に。玉山さんはこれまでにも役柄に合わせて体型の変化を繰り返しており、「カメレオン俳優」と称されるほど。ファンからも「元の玉山さんが戻ってきた」と喜びの声が寄せられていました。
役柄に合わせて自在に体型を変化させる俳優たち。そのプロ意識と努力には感心するしかありませんね。
(LASISA編集部)
配信: LASISA
関連記事: