ほかにも、こんなエピソードが!
「隠してあるわけではなく、無造作にキャットタワー上部に置いてあったりするのですが、ちょいちょいと下に落としてからくわえて持ってきます」
「家をあけて帰って来たら、必ず猫じゃらしが入り口のドアの前に置いてあるし、自分から持って来る」
「ボールが大好き。遊びたいときは転がしてきます」
「朝早くに、ネズミのおもちゃをよく置かれてます。『起きてー』か『遊んで』のサインかなと思います。かわいくて癒されます」
「キッチンで料理をしていると、お気に入りのおもちゃをくわえて来て、何度も『投げて』とせがんできます。それを何度も繰り返して甘えます。ワンコのようです」
「夜遊ばずに寝たら、起きたらおもちゃが枕元に落ちていました。遊び足りないときは、通り道に落ちていたりします」
【獣医師解説】飼い主さんのもとにおもちゃを持ってきて、「遊んで」とアピールする猫の特徴は?
飼い主さんたちの回答にもあったように、遊んでほしいときに飼い主さんのもとに自らおもちゃを持ってくる猫がいるようです。猫のこの行動からはどのようなことがわかるのか、ねこのきもち獣医師相談室の岡本りさ先生に聞きました。
岡本先生:
「飼い主さんのもとに自らおもちゃを持ってくる猫というのは、おもちゃで遊ぶのが好きなコや甘えん坊なコに見られやすい傾向があると思います。また、行動からは以下のような心理が読み取れるでしょう。
・飼い主さんの気を引きたい、注目されたい
・かまってほしい
愛猫がおもちゃを持ってくる姿は可愛らしいと思いますが、飼い主さんがほかのことをしていて手が離せないこともあるかもしれません。そのような場合には、『あとでね』『待っててね』などと優しく声をかけて、遊べるタイミングになったら遊びに誘ってあげるとよいかと思います」
(監修:ねこのきもち獣医師相談室 獣医師・岡本りさ先生)
ねこのきもちWEB MAGAZINE『飼い主さんと遊びたい猫が見せる行動に関するアンケート』
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。
※記事の内容は2024年9月時点の情報です。
取材・文/雨宮カイ