窪塚洋介、45歳。数々の“ヤバいキャラ”を生み出した名優が、出演をためらったハードコア作品は

窪塚洋介、45歳。数々の“ヤバいキャラ”を生み出した名優が、出演をためらったハードコア作品は

現在はほとんど地上波ドラマには出演せず、映画や配信ドラマをフィールドに活躍している名優・窪塚洋介。

そんな彼が動画配信サービス「DMM TV」にて、12月6日から配信開始するドラマ『外道の歌』でKAT-TUN・亀梨和也さんとダブル主演。法で裁けない悪に制裁を下す復讐屋コンビを描く物語で、窪塚さんと亀梨さんは壮絶な過去を背負った主人公を演じます。


『外道の歌』ではバイオレンスなキャラクターを演じるわけですが、窪塚さんと言えばこれまでも数々のアウトローな役を演じて来た第一人者。そこで今回は年間・約100本寄稿するドラマ批評コラム連載を持つ筆者が、窪塚さんのこれまでの俳優キャリアのなかで演じて来た、アウトロー役を振り返っていきましょう。

『GTO』で久しぶりに地上波ドラマ出演

窪塚さんは「民放ドラマ出ません宣言」をして、2003年から20年以上出演を固辞していましたが、今年4月に民放ドラマに出演。それは26年ぶりに復活したSPドラマ『GTOリバイバル』(フジテレビ系)でした。

反町隆史さんが暴走族あがりの破天荒教師・鬼塚英吉を演じた伝説の学園ドラマ『GTO』(1998年/フジテレビ系)に、窪塚さんはPCが得意な天才キャラとしてレギュラー出演。教師いじめのリーダー的存在となっていた問題児役を好演していました。

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『GTOリバイバル』ではもちろん同じ役で出演。文部科学省の役人として成長した姿を披露し、教職から離れていた鬼塚が教師復帰するきっかけを作るキーパーソンになりました。

有名な『池袋ウエストゲートパーク』で大ブレイク

『GTO』で演じたのはインテリタイプのアウトローでしたが、窪塚さんの名を一躍、世間に知らしめたのは長瀬智也さん主演のドラマ『池袋ウエストゲートパーク』(2000年/TBS系)で演じた直球のアウトロー役。


『IWGP』と略されたこのドラマは、東京の池袋を舞台に援交ギャルの殺害事件やカラーギャング同士の抗争を描いた原作小説をもとに、バイオレンスありギャグありで、“2000年の池袋のリアル”を見事に切り取ったエッヂの効きまくった作品。そして、窪塚さんが演じたのは、当時の池袋を象徴するようなカラーギャングのボス「キング」だったのです。

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