結婚生活は、もっとポジティブな情報で溢れていい
林:僕は妻とすごく仲が良いので、積極的に良い部分を言っています。みんながそうやって言うようにしたら、結婚っていいかもって思う人も増えるかもしれないですからね。あと、お父さんとお母さんが幸せそうにいつも仲良くしていると、子どもにも結婚や夫婦のイメージがポジティブに伝わりますよね。
だから結婚や夫婦生活はもっとポジティブな情報で溢れていいし、いくつになっても夫婦は手を繋いで歩いて欲しいです。
おおしま:私は最近Twitterで、子どもと夫のポジティブな話しかしてないんです。でも、そういう発言をするようになって、初めて「嬉しいことや楽しいことをそのまま書くのが恥ずかしい」っていう感覚に気づきました。
ついオチをつけたり、謙遜してしまう自分に気づく
おおしま:私は今、夫ともすごく仲が良いし、産後うつとかガルガル期もないし、子どももよく食べよく寝る性格なので、楽しく子育てができています。と、こういう話を書こうと思ったら、心にものすごいブレーキがかかって、その結果オチをつけたり、謙遜(けんそん)気味に書いたりしてしまう自分がいます。これは私の中の“負け組病”だなって思って、絶賛気をつけているところです。
林:それはちゃんと書いた方がいいですね。今ってネガティブな情報が多すぎますから、それを読んで「結婚って大変!」「子育てってシンドそう」って感じる人も多いと思うんです。ポジティブな情報が目に入ることで、「結婚っていいな! 子育てって楽しそうだな」って思う人が増えたらいいですよね。
【林伸次さん】
渋谷のワインバー「BAR BOSSA(バールボッサ)」店主。中古レコード店、ブラジル料理店、ショット・バーで働いた後、1997年「BAR BOSSA」をオープン。バーを経営する傍ら著作家としても活躍している。著書に『恋はいつもなにげなく始まってなにげなく終わる。』(幻冬舎)など。
<取材・文/おおしまりえ 写真/林紘輝>
【おおしまりえ】
コラムニスト・恋愛ジャーナリスト・キャリアコンサルタント。「働き方と愛し方を知る者は豊かな人生を送ることができる」をモットーに、女性の働き方と幸せな恋愛を主なテーマに発信を行う。2024年からオンラインの恋愛コーチングサービスも展開中。X:@utena0518
配信: 女子SPA!
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