中川大志「僕は普段、同じ人とばかり一緒にいます」思わず照れた元乃木坂メンバーの一言とは?

中川大志「僕は普段、同じ人とばかり一緒にいます」思わず照れた元乃木坂メンバーの一言とは?

僕は普段、同じ人とばかり一緒にいます(中川)


――チャチャは「樂が嫌いなものを、私が好きで。私が嫌いなものを樂が好きだから、2人いたら丁度いい」と言います。好きなものや価値観が近いから一緒にいる人も多いと思いますが、おふたりはどう感じますか?

伊藤:価値観が違っていても、努力をすれば分かち合える要素はあると思います。自分にない要素と触れ合ったほうが、伝染していくというか、好きになるものが増えるのかなと。そうやって自分は世界を広げていった感覚があるので。私自身は価値観の内容や相手にもよりますが、同じ価値観よりは未知の部分がある人、自分にないものを持っている人のほうが知りたくなります。


中川:僕は普段、同じ人とばかり一緒にいます。気心の知れた友達、家族。それが居心地いいんですけど、だからといって価値観が一緒というわけではないですね。

仕事もプライベートも、人と関わらないと生きていけないわけですが、僕も、自分にできないことができる人や、自分にないものを持っている人にはやっぱり興味がわくし、どういう感性なんだろう、どういう感覚なんだろうと、知りたくなります。

友達になるかは、その人のまとっている空気感で分かる(伊藤)

――どんな人に居心地の良さを感じがちですか?


中川:自分とテンポ感の似ている人ですかね。会話のテンポとか空気感って、あると思うんです。チャチャと樂のふたりにも言えると思うんですけど、そういう動物的な嗅覚って、たぶんみんな持ってると思うんですよね。考えとか、価値観とか、それ以前の意識的なところでの居心地の良さというか。趣味が同じとか、そういうのももちろんいいんですけど、僕の場合は、あまりにぎやかな場所は好きではないので、マイペースな、ゆったりした空気感が好きです。


――伊藤さんはアーティストとしていろんな方と組まれることも多いです。刺激だけではなく、居心地の良さで関係が続いたりしますか?

伊藤:初めはその人の作っているものに惹かれてご一緒しようと思うんですけど、お友達になったりするかは、その人自身のまとっている空気感でなんとなく分かります。そこの嗅覚は結構はっきり持っている方です。

価値観が違ったり、作っているものが違えど同じテンポ感だったり。無意識にかもしれないけれど割と選んでいるんだろうな、と思います。居心地が悪かったら、結構すぐにわかってしまうタイプです(笑)。

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