犬の散歩用の道具は、選び方や使い方を誤れば大事故につながります。脱走はもちろん、引っ張りが強まればのどに負荷がかかって気管虚脱などの病気を発症するおそれも。今回はリードの使い方について、ペットドッグトレーナーの藤本聖香先生が解説します。
リードのNGな使い方とは?
正しい選び方や使い方をご紹介する前に、まずはNGな使い方をチェックしてみましょう。
リードを引っ張って犬の行動をコントロールしている
隣に並んで歩かせようとしてリードを引っ張ったり、愛犬が突進した際にリードを引っ張ることでコントロールしたりするのはNGです。
犬は引っ張られたぶん反対に進もうとしたり、その場に伏せたりするため、引っ張りや後ずさりを助長することになります。