身近な野菜の筆頭とも言えるじゃがいもですが、よく知っているようで意外と知らないことが多い野菜でもあります。スーパーで買うときは「なんとなく」で選んでしまっている人も多いと思いますが、「なんとなく」ではもったいない!
今回は、野菜ソムリエ・食育インストラクター・気象予報士として活躍する植松愛実さんに、店頭でおいしいじゃがいもを見分けるコツを教えてもらいます。
まずは全体の形を確認!
おいしいじゃがいもを選ぶには、まずは全体の形を見て、できるだけ「ふっくら」しているものを選びましょう。へんこんでいる部分が多いものではなく、表面がなめらかな見た目をしているものがおすすめ。
ちなみにこの点は、じゃがいもだけでなく、土のなかで育つほかの野菜にも言えることです。にんじんやさつまいもなどを選ぶ際も、全体的に丸みがあって「ふっくら」したものがおいしい確率が高いです。
キズは少ないほうがいいけど…
じゃがいもの表面にキズがあると傷みやすくなってしまうため、できるだけキズは少ないほうが買ってから日持ちします。ただ、このさき年が明けると出回る新じゃが(新じゃがいも)をよく見ると、表面の皮がめくれているだけのものも…。じつは、少し皮がめくれている程度であれば、積極的に選んでほしいのです。
じゃがいもの皮がめくれてしまうのは、皮が薄いため。新鮮なものほど皮が薄いので、見つけたらぜひ選んでほしいじゃがいもです。
配信: サンキュ!