犬が尿石症になったときの症状や治療法とは

犬が尿石症になったときの症状や治療法とは

犬からの痛みのサインに気づいてあげよう

犬は痛みを表現するケースは少ないとされていますが、「背中を丸める」「背中やおなかに触れると腹筋に力が入る」「体を触ると怒ったり、キャンと鳴いたりする」などのしぐさが見られる場合は、痛みを伝えている可能性があります。
これらのしぐさを知っておき、早めに気づけるように心がけましょう。

尿石症の治療法とは?

結石の種類や見つかった部位によって治療法は異なりますが、一般的に「ストルバイト結石」や「尿酸アンモニウム結石」は療法食で溶かし、溶かすことができない「シュウ酸カルシウム結石」は外科手術で除去します。

しかし、「ストルバイト結石」や「アンモニウム結石」の場合でも、見つかった部位や状況によっては外科手術が選択されることも。尿石の予防と再発防止には「水」がとても大事です。愛犬が水分をしっかりととれるよう、愛犬が好む水分のとり方をみつけてあげましょう。

お話を伺った先生/宮川優一先生(日本獣医生命科学大学獣医内科学研究室第二・准教授 博士(獣医学) 獣医師)
参考/「いぬのきもち」2024年5月号『予防のカギは「水」です!いぬの尿石症』
文/山村晴美
※写真はスマホアプリ「いぬ・ねこのきもち」で投稿されたものです。
※記事と写真に関連性がない場合もあります。

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