女子SPA!で大きな反響を呼んだ記事を、ジャンルごとに紹介します。こちらは、「結婚」ジャンルの人気記事です。(初公開日は2018年11月4日 記事は取材時の状況)
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秋といえば、栗ご飯が美味しい季節。毎年、食べるのを楽しみにしている人も多いかもしれません。
ところが、大好きだった栗ご飯が、あることをきっかけに嫌いになってしまった女性がいるそうです。
亡くなった母の思い出の味の栗ご飯
芳田美帆子さん(仮名・34歳/主婦)は、4年前に母親を亡くしてから毎年秋になると栗ご飯を作っていました。
「生前に母親が作ってくれた味を追い求めて、試行錯誤して何度も作っているのですが、どうしても、コレだ!という味にたどりつけなくて…」
そんなある日、夫(Aさん・39歳/会社員)が栗ご飯のおにぎりをお土産に買ってきてくれました。
「食べてみたら…懐かしい母親の栗ご飯と同じ味がして驚きましたね。涙が出るほど嬉しかったですね」
「このラップに包まれただけのおにぎり、どこで買ったの?」と夫にたずねてみると…お昼休みに、会社の前にバンでやってくるお弁当屋さんで買ったとの事。
「私が大喜びで食べたので、Aはちょくちょくその栗ご飯のおにぎりを買ってきてくれました」
ですが、ある日を境にパッタリと買ってきてくれなくなったそう…。
お弁当屋さんについて夫にたずねると泣き出した
「理由を聞いてみたら、いつもバンで来ていたお弁当屋さんが急に来なくなってしまったみたいで…ガッカリしてしまいました」
ですが、そのお弁当屋さんのバンが新たに出没している所や、もしくは店舗を構えていればそこに直接買いに行けばいいやと思い…Aさんに、お弁当屋さんの名前を聞いてみると「覚えていない」の一点張り。
「しょうがないので、“夫の会社名スペースお弁当”や、“会社名スペース栗ご飯 スペースおにぎり”などでtwitterやInstagramで検索してみましたが何も引っかからなくて…」
夫に「そこで1番人気だったお弁当って何?」「バンの色とか特徴は?」など、美帆子さんがしつこく聞いていたら…なんとAさんが泣きだしてしまったんだそう。
「ビックリして、どうしたの?って聞いてみたら『ごめん、実はそんなお弁当屋は存在しないんだ…』と言われて…最初、意味が分からなくてポカンとしてしまいました」
配信: 女子SPA!