こんなケースも!気をつけたい焚き火のトラブル事例
■つまずいて焚き火に転倒
焚き火は炎が明るくて、その周辺は真っ暗に見えてしまう。だから足元に薪の束などを置いておくと、見えずにつまずいて転ぶこともある。転んだ先に焚き火台があったら、大変なことになってしまう。とくに小さな子どもやお酒に酔った人は、注意力が足りないのでつまずきやすい。大惨事にならないためにも、焚き火の近くには小型のLEDランタンを置き、足元を明るくするようにしよう。
ランタンなし
焚き火の明かりだけなので足元は真っ暗。モノがあってもわからない。
ランタンあり
ランタンで足元が明るくなるので、モノがあれば気づくことができる。
■ チューブタイプの着火剤追加は絶対NG
なかなか薪に火が付かないからと、チューブタイプの着火剤を直接焚き火に追加すると、着火剤を伝って手元に火が来てヤケドをする恐れがある。それがウエアに引火したら大惨事だ。絶対に行わないこと。
■ ガソリンを着火剤にするのは厳禁
※周囲の安全を確認して行っています。絶対に真似をしないでください。
その昔、ホワイトガソリンを着火剤代わりにするといった“裏ワザ”が散見したが、ガソリンは少量でも火柱が大きく上がる。また撒く時に霧状になると爆発してとてもキケンだ。水では消火ができないので、大きな炎になると手が付けられない。大事故にもつながるので絶対に行わないようにしよう。
紙コップに大さじ1杯のホワイトガソリンを入れ点火。少量でも大きな炎が上がる。
配信: GARVY PLUS
GARVY PLUS
株式会社 実業之日本社が発行するキャンプ雑誌「ガルビィ」のスタッフが発信する情報サイトです。
1991年に創刊してから30年以上、キャンプシーンの移り変わりを目撃してきたガルビィが、これからの新しいシーンに最適なテクニックや最新ギア&定番アイテムなど、みんなの「知りたい」を提供します。
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