イチゴは赤い部分が果実で、表面のツブツブが種?/雑学うんちく図鑑(1)


イチゴは「ビタミンC」が豊富! / (C)ケン・サイトー/KADOKAWA

知ればものの見方が変わる!? 覚えておけば雑談のネタになる! おもしろくてタメになる雑学をたっぷりご紹介。

名前の由来やまぎらわしい言葉の意味の違い、生き物の不思議な体の仕組みなど、「改めて考えてみると知らない」ことは、私たちの身の回りに案外たくさんあるものです。そんな目からウロコの知識を幅広いジャンルからピックアップ。イラストを交えてわかりやすく解説しています。

「へぇ~」「ホント!?」が止まらない、知ってるようで知らない事実のアレコレ。気軽に学んでみませんか?

※本記事はケン・サイトー著の書籍『雑学うんちく図鑑』から一部抜粋・編集しました。

イチゴの種、そもそもどこにある?


赤い部分は「花托」という部分が肥大したもの / (C)ケン・サイトー/KADOKAWA

■ハミダシうんちく
園芸関係の学会や報告文では、「1年生及(およ)び多年生の草本(そうほん)になる実は野菜、永年生の樹木になる実は果物」と決められています。このため、イチゴは学術的には「(果実的)野菜」と分類されているのです。一方、青果市場では消費される形態で分類されるため、デザートとして食べられるイチゴは「果物」とされます。スイカやメロンも同様です。

著=ケン・サイトー/『雑学うんちく図鑑』

関連記事: