取手市の中学生いじめ自殺 担任教諭への停職処分取り消し 東京高裁も維持

取手市の中学生いじめ自殺 担任教諭への停職処分取り消し 東京高裁も維持

●教諭の夫「今までよく耐えてきた」

判決後に記者会見を開いた教諭の代理人である有川保弁護士は「原審以上に(教諭の行為が)自殺との関係はないと踏み込んで判断してくれた。画期的な判決」と述べた。

本人の代わりに記者会見に出席した教諭の夫は、「妻は5年も研修を受けさせられている。今回の判決で妻の名誉はだいぶ回復されたと思うが、長い間誹謗中傷を受けてきた。今までよく耐えてきたと思う」と説明。

「改めてお亡くなりになった生徒のご冥福をお祈りいたします。県や市には、この判決を真摯に受け止めていただきたいです」などとする妻のコメントを代読した。

関連記事:

配信元

弁護士ドットコム
弁護士ドットコム
「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。
「専門家を、もっと身近に」を掲げる弁護士ドットコムのニュースメディア。時事的な問題の報道のほか、男女トラブル、離婚、仕事、暮らしのトラブルについてわかりやすい弁護士による解説を掲載しています。