オーストラリアの中央北部にダーウィンという街があります。
この街は赤道に近いため常夏の気候で、1年を通して雨季と乾季があります。
年中日中は30℃を超える夏日にもかかわらず、オーストラリアの北部の州や地域が冬の季節になると冬物の服やジャケットなどが販売されます。
どうやら、全国展開のチェーン店の洋服店やスポーツ用品店は、州や地域、その地域の気候にかかわらず、同じ商品を販売するようです。
常夏と言っても、乾季の朝晩は少し冷え込む日もあります。
ただ、それでもふかふかでぶ厚いジャケットやコートはほとんど使用することはありません。
他州や他地域への冬の旅行や寒い気候の国へ行く際には便利ではありますが、よほど頻繁に旅行をする人でなければ、購入の必要もないのになぁ~、なんて思いますが、毎年同じ時期にスキー場で着れそうな上下セットなどの冬物がたくさん売り出されています。
お店側も、州や地域の気候に合わせた商品展開しなければ、売り上げにつながらない気がするのですが、それでも状況は変わりません。
割引時期もおそらく南部の州や地域の時期と同じなのだと思います。
そのため、売り出し初めは定価の商品がほとんどです。
ただ、ダーウィンから寒い地域に旅行する際には、冬服を持って来るのを忘れていた時などは便利なお買い物になるかもしれませんね。
配信: ワウネタ海外生活