不倫相手と毎日ベーグルランチをしていた夫
「『今、正直に話せば許してあげるよ…どうする? どーせ言い訳考えてるんでしょ?』と夫の腕をひねりあげると、夫は『本当にごめんなさい!』と何度も頭を下げて謝ってきました」
実はアシスタントの女性と不倫していたNさんは、「美味しいベーグル屋が出来たから」と知ったかぶって彼女にベーグルを買っていったところ大変喜ばれたため、その後、毎日ランチの時間にコソコソ2人で一緒に食べていたんだそう。
頭にきた優香さんは、目の前で彼女に電話をさせ、夫に「もうこの関係はおしまいだ」と言わせました。でもそんな事では怒りは収まらず…。
「夫の携帯をぶん取って、相手の女と話してみたら…27歳で独身だって言うから『おいおい、不倫なんかしてる場合じゃねーだろ? とっとと結婚してくれる男見つけないと、アッと言う間にババァになって孤独死するぞ!』って言ってやったら絶句してましたよ」
いくら不倫相手が憎いからといっても、かなりの暴言ですね…。そのせいか、次の日からアシスタントの彼女は会社を休み続けて、そのまま辞めてしまったそう。
「夫には、正直に話せば許すと言いましたが…ハッキリ言ってまだ全然ムカつきが収まりませんね、一緒に居ても気まずくて。多分もうあの女とは別れて会っていないと思うのですが、私達の間にミゾが出来てしまった事はまちがいないです。時間が解決してくれるのか、このままダメになっていくのか…ちょっとまだ分かりませんね」とため息をつく優香さんなのでした。
<文・イラスト/鈴木詩子>
【鈴木詩子】
漫画家。『アックス』や奥様向け実話漫画誌を中心に活動中。好きなプロレスラーは棚橋弘至。著書『女ヒエラルキー底辺少女』(青林工藝舎)が映画化。Twitter:@skippop
配信: 女子SPA!
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