いとうあさこ 自身を「おばさん」呼ばわりして叩かれ、ケンドーコバヤシからの好意もキャッチできず!

「いとうあさこさんみたいな先輩が近くにいたらいいな」から始まり「いとうさんと飲みに行ったら楽しそう」「いとうさんと温泉に行ったら盛り上がるだろうな」と口にする女性が周囲に多いから、10月27日放送の「ボクらの時代」(フジテレビ系)を見ていて驚いた。

 お笑いコンビ・オアシズの大久保佳代子、光浦靖子と一緒に出演していたいとうが「自分で自分のことをおばさんって言って、叩かれるんです。でも、おばさんじゃないですか?」と切り出したからだ。

「同い年の人が『あ、私おばさんなんだ』みたいな。『自分で思って傷ついちゃうから、言わないで下さい』って」と、54歳のいとうと同世代から指摘されるそうなのだ。

 放送直後にネット検索してみると、確かに「あさこが自分のことをおばさん呼ばわりするのはまだいいけど、ババアって言うのはちょっとイヤ」「おばさんって侮蔑的な意味合いを多少含んでると思う。ただ年齢のことだけを言ってるだけじゃないからイヤな気分になる」「おばさんとかババアとか、もともと貶める言葉でしょ?あさこさんはババアとかおばさんとか言いすぎなんだよ」など、「良い気分ではない」と主張する声が少なくなかった。

 10月15日放送の「ぽかぽか」(フジ系)に生出演していたケンドーコバヤシは、いとうのことを好きだった時期があると告白。「ボクが上京したての時、一緒の番組に出ることが多くて。バナナマンさんといとうあさこさん。しょっちゅう飲んでいる時に、すんごい優しかった…」と振り返り、「本当にいい子やなと思っていて、それから注目してテレビ見るようになって。当時、いとうあさこが売れてきた時期。『好みの男性は?気になる芸人さんは?』っていうトークがすごく多くて、かすりもしなかった。オレが。それやったら、お近づきになるべきではないなと。引いてった。好きやった…」と今から20年ほど前の心情を吐露。

 この番組を見ていたという光浦が「『アンタ何してんの!』って思って。もったいない!」と、いとうを軽く叱っていたが、私の周囲はケンコバ目線でいとうを見ている人が多いのだろう。

 自分のことを「ババア」とか「おばさん」と発言することにセンサーが働いていなかった。いとうは今後「ババア」「おばさん」と言わないようにするのだろうか。「浅倉南、39歳。なんかイライラする!」で始まる自虐ネタでブレイクしたいとうは、今こそイライラしてはいないだろうか。

(津島修子)

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