少なめのお米でお腹が満足して健康的になる薬膳のテクニック

少なめのお米でお腹が満足して健康的になる薬膳のテクニック

お米が美味しい季節ですね。でも、お米の価格が高騰して家計がピンチということはありませんか?お米と食材を掛け合わせることで、少な目のお米でもお腹が満足しやすくなるんですよ。
今回は、看護師・薬膳師などの資格をもつ薬膳ナースけいこさんが、お米と掛け合わせる健康的な食材を薬膳の視点で解説します。

豆と混ぜる

豆類はお米との相性も良く、タンパク質も含まれています。蒸した豆をごはんと混ぜたり、お米を炊く際に豆を混ぜるなど、お米と掛け合わせやすいのも嬉しい点です。薬膳の視点でおススメの豆類は

【枝豆】
胃腸の働きを助けるのが食欲の秋に嬉しい点。疲労回復も期待できます。
【黒豆】
血を元気にしてくれたり、血の巡りを良くします。生理中や貧血傾向の方におススメです。
【小豆】
水分代謝を高めるので、むくみにある時におススメです。抗酸化作用も期待できます。

ホクホク野菜と一緒に炊く

お米と一緒にホクホクしたお野菜を炊くと、かさ増しにもなって満腹感がUPしますよね。薬膳的には秋に美味しい以下のホクホク野菜がオススメです。

【くり】
薬膳では、下半身を温め筋力をつけると考えられています。たくさん歩く前などに栗ご飯を食べるのも良さそうですね。
【さつまいも】 
気力、体力を補う効果が期待できるさつまいもは、食物繊維が豊富で腸内環境を良くしてくれます。
【かぼちゃ】
体を温めて元気をつけるかぼちゃは、種もあなどれません。免疫機能を助ける亜鉛や、抗酸化作用のあるビタミンE、血液中のコレステロールを下げると言われているリノール酸が含まれています。
かぼちゃの種は市販されており、きれいな緑色なので、トッピングすると色どりがきれいですよ。

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