●強盗の報酬は100万円以上だった
白いお面をかぶり、カッターナイフを持っていたとされるのがH被告人だったが、他の実行役らとすでに逃走していた。ひとりだけ、それを知らず、子どもを2階で見張っていた実行犯の男W(逮捕当時26)は、その後すぐに夫妻に確保され逮捕された。
岩国の事件は未遂に終わり、報酬はなかったが、直前に稲城市で起こした事件では100万円以上もの報酬を受け取り、借金返済やブラジルの母への送金などで費消している。事件後は、ブラジルに逃亡するつもりだったという。
岩国の事件では少なくとも、住宅の窓ガラスが割れなかったことから実行犯らが一度撤退している。防犯フィルムや防犯ガラスなど、窓への防犯対策は無駄ではないようだ。
配信: 弁護士ドットコム