気になる人はいるけれど、なかなか話せなくて親密になれない……。そんなあなたには“ドキドキしない”コツをお伝えしたいです。ちょっとしたことで、グンと話せるようになりますよ。ぜひ試してみてくださいね。
■自宅を出る前に“会話する準備レッスン”を
ココロとカラダはつながっています。なので、口元を動かしやすくしておけば、言葉がスラスラ出やすくなります。好きな人と会う日は、事前に口角を上げる顔の運動と発声練習を。思いっきり口を開けて「あ~~~」「い~~~」。思いっきり口をすぼめて「う~~~」。また大きく口を開けて「え~~~」「お~~~」。これを5回ほどやってからお出かけしましょう。
■最初から“挨拶フレーズ”を何種類か用意しておく
いちばん緊張するのは、おそらく会った直後ですよね。事前に何パターンか“挨拶フレーズ”を考えておくといいですよ。「おはよ~。雨嫌だね。昨日の台風大丈夫だった?」というお天気フレーズ。「おはよ~。今日なんだか電車混んでなかった?」という到着までの交通状況フレーズなど、他愛ないことでいいので、質問を加えていきましょう。
■深呼吸しながら鳩尾あたりを手でまあるく10秒さする
人は信頼する人とのスキンシップで癒やされるもの。相手がいなくても、自分で自分をなでると落ち着きますよ。会うときには少し早めに現地に到着。駅のベンチやトイレなどで、深呼吸をしながら鳩尾あたりを手でまあるく10秒さすってみてください。カラダの緊張感がほぐれ、気持ちもだいぶ落ち着きます。
■目を見たふりをして違う場所を見て話す
人と話すときには、相手の目を見るのが基本ですよね。でも、目を見ようとすると余計に緊張してしまいます。なので、相手の眉と眉の間や、鼻を見つめながら話してみてください。それと、“ずっと見てなきゃ”と頑張り過ぎないこと。ときどき目をそらすのは、むしろ自然な流れ。フッと視線を落としたりしながら、自分が疲れないようにしてくださいね。
■帽子やスカーフなど、困ったら触れる小物を身に着けて
会話が途絶えても、「失敗した」とは思わないこと。むしろ、ずっと話せる人のほうが稀です。ときには滞っていいんです。そんなときには、手持ち無沙汰になりがちなので、“触れる何か”を身に着けておくといいですよ。自分だけ頑張って話さなくていいんです。帽子をかぶり直したり、スカーフを結び直したりしながら、相手の次の言葉を待てばいいのです。
安藤房子(あんどうふさこ) 作家・恋愛心理研究所所長。離婚を機に日本初の恋愛カウンセラーとして独立。メールカウンセラーの草分け。自己肯定感アップ術や詩作、色彩心理学を通したセラピーの他、姿勢改善や呼吸法、ストレッチやダイエット術など心と身体両面からのアプローチで婚活・恋活女子を応援。食育インストラクターやパンシェルジュ(パンの資格)を持ち、恋に効くモテボディのためのレシピも考案。著書は韓国・中国でも翻訳出版。心理テスト作成やメディアでMCなども。インスタ「恋に効く詩の世界」が人気。
配信: アサジョ