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大雨災害は日本で毎年のように発生している災害の一つです。
大雨は浸水や洪水、土砂災害などをもたらすほか、近年は局地的大雨による都市型水害も多発 しています。
大雨災害は季節に関係なく発生する地震や津波、噴火などの災害と違い、夏や秋に起こりやすいという特徴があります。
「なぜ、大雨災害には季節の偏りがあるのか」「大雨災害はいつくらいまで気をつけたらいい?」など疑問に感じるかもしれません。
この記事では、大雨災害が起こりやすい月やその理由を解説します。
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大雨災害が起こりやすい月はいつ?
大雨災害は一般的に5月~10月に発生しやすいです。
以下は1989年から2024年において、大雨災害をもたらした気象事例の回数 を表示しています。
・1月:0回
・2月:0回
・3月:0回
・4月:0回
・5月:1回
・6月:16回
・7月:38回
・8月:32回
・9月:40回
・10月:14回
・11月:0回
・12月:0回
出典:気象庁「災害をもたらした気象事例(平成元年~本年)」
特に7月から9月は大雨災害が多く発生していることが分かります。夏から秋にかけて大雨災害が多い理由として、梅雨前線や秋雨前線によって大雨になりやすいことや、台風が発生しやすいことが挙げられます。
前線や台風以外にも、発達した低気圧や大気の状態が不安定になることで大雨災害が発生しているケースもあります。
配信: 防災ニッポン