犬のハーネス・首輪の付け方ガイド 間違っていなかったかチェック!脱走・引っ張りを防ぐ方法とは

犬のハーネス・首輪の付け方ガイド 間違っていなかったかチェック!脱走・引っ張りを防ぐ方法とは

装着後は毎回引っ張ってみて抜けないか確認

つけたあとは、ハーネスであれば背中のラインを頭側に引っ張ってみて、首輪であれば耳元まで持っていって抜けないことを確認しましょう。
洋服の有無や、トリミング・換毛期の前後の毛量でフィット感が異なるので、毎回必ずチェックを。

垂れ下がるパーツの多いものはドッグランで要注意

リードを外したあとに、ヒモやリングが垂れ下がるタイプの首輪やハーネスは、ドッグランでは要注意。
犬同士で遊んでいる最中、ほかの犬の足や顔がそこにはまってしまう危険があります。垂れないようにパーツを留めたり、ほかの首輪やハーネスに替えたりして遊ばせましょう。

脱走・引っ張りを防ぐ首輪の付け方は?

指1~2本分ほどのゆとりをもってつける

目安として、首周りの毛が短い犬や頭が小さめの犬種は指1本分、首回りの毛が長くて多い、もしくは短頭種など気管が弱い犬は、毛を押さえた状態で指2本分のゆとりをもってつけます。
装着後、抜けないか首輪を引っ張って確認を。

ハーフチョークは引いたときに輪が閉まるように調整

ハーフチョークは、引っ張られると一定の長さだけ首輪がしまる構造です。
そのため、愛犬が激しく後ずさりして通常の首輪では抜けそうな場面でも、適度に締まって抜けにくくなります。
※フルチョークの首輪は、誤って使うと犬の首を締めすぎることも。正しい使用法を知らない場合は使うのを避けましょう。

愛犬の体格にあっていないサイズだったり、被毛に見合わない材質だったりと、ハーネスや首輪は選び方も重要です。愛犬の体格や被毛の質などもしっかりと確認し、愛犬と安心して散歩を楽しめるように道具を使いこなしていきたいですね。

お話を伺った先生/藤本聖香先生(英国APDT認定ペットドッグトレーナー 獣医師)
参考・写真/「いぬのきもち」2024年8月号『ホントに正しい選び方と使い方、教えます! 脱走・引っ張りを防ぐ ハーネス 首輪 リードづかい』
文/田山郁

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