検証1:野菜の水切りで「吸水力」を比較
メーカーによると、「洗って使えるペーパータオル」は濡れたときの強度が普通のキッチンタオルの約6.4倍もあるとのこと。そこで、1枚でレタスを何枚拭けるか試してみました!
まずこちらは「洗って使えるペーパータオル」。どんどん水気を吸収していきますが破ける気配はまったくありません。水をたっぷり含んで「1回ギュッと絞りたい」と感じたのが10枚拭き取った後でした。
全体に水分を吸収して重みが増していますがとにかく強度がすごい! このまま両端を引っ張ってもまったく破ける気配がありません。1枚でレタス丸ごと1個は余裕で拭き取れそうな感じです。
続いてはキッチンタオルでレタスの水切り。こちらはキッチンタオル1枚で、レタスの葉2枚分を拭き取ることができました。
結果、「洗って使えるペーパータオル」1枚でレタスを(少なくとも)10枚、キッチンタオル1枚でレタス2枚の水切りができました。吸水力はもちろん、耐久性も「洗って使えるペーパータオル」が圧倒的です。
さらにきゅうりの塩もみ後の水切りも比較してみました。塩をかけて5分漬けた後サッと水洗いしたきゅうり(1本分)を「洗って使えるペーパータオル」でぎゅっと拭き取ると、しっかり吸水するうえにペーパータオルはまったく破けず、まだまだ水分を拭き取れそう!
キッチンタオル1枚でも水分はしっかり拭き取れましたが、ハーフカットのミシン目が破れてしまいました。ただしどちらもしっかり野菜の水切りはできるので、何度も使うか、使い切りでこまめに使うか、使い分けるのが良さそうですね。
検証2:1日に使用する枚数で「コスパ」を比較
1日当たりのキッチンでの使用枚数を比べてみました。
・「洗って使えるペーパータオル」の場合
「洗って使えるペーパータオル」は、使い始めは食器を拭いたり、手を拭いたり清潔なふきんとして活用。その後洗って絞って食前食後にテーブルを拭いたり、調理中にキッチン周りを拭いたりしました。さらにその後水洗いしてギュッと絞っても破けずとっても丈夫です。
さらに電子レンジ庫内の拭き掃除をし、キッチン周りの汚れも拭き取ってスッキリ。たっぷり使って汚れが目立ったらそのまま捨てられるので、衛生的でした。
・キッチンタオルの場合
キッチンタオルも野菜の水切りをしたり、調理中の手拭きタオルの代わりにしたり。ペーパータオルのように水でぬらして絞ると破けてしまうので、1度使ったら捨てて、こまめに使いました。
今回は枚数の検証なので、ふきんを一切使用せず、キッチンタオルで食器やテーブルも拭きます。さて結果は……?
・「洗って使えるペーパータオル」の1日の使用枚数は2枚!!
1日に使用した枚数は、「洗って使えるペーパータオル」が2枚、キッチンタオルは23枚! 実際の枚数を並べてみると写真のような感じです。
「洗って使えるペーパータオル」はとにかく丈夫。ふきんのように洗って繰り返し使えるので消費が少なく、もっともキッチンに長くいる夕飯の支度でも1枚で済みました。使用枚数から価格を割り出してみると、1日当たり「洗って使えるペーパータオル」は約14円、キッチンタオルは約27.6円。「洗って使えるペーパータオル」のほうがコスパが良いという結果になりました。
実際に両方使い比べてみると、こまめに使えるキッチンタオルとエコな「洗って使えるペーパータオル」はそれぞれの良さがあるのがわかります。どちらかだけというよりも、併用することでさらに便利になると感じました。
配信: ベビーカレンダー(パパママ)