子どものころは苦手だったのに、大人になって好きになるモノってありますよね。たとえば食べ物。昔は春菊とかみょうがとかクセのある野菜が嫌いだったけど、いつの間にか大好きになっていました(お酒を飲むようになったから!? )。そういったことがいろいろあって、歳をとるって面白いなぁ〜と思っているのですが、筆者は逆に苦手になったモノもあります。
それがショルダーバッグです。「なんで? 」と思うかもしれませんが、なぜか20代後半くらいからそうなんです。特にナイロンなどを使ったスポーティなタイプが苦手なんですよね。だからバッグは手持ちができること、もしくはショルダーバッグでも大人っぽく持てるレザー製であることが選択の条件になっています。
が、emmi×SHAKAのコラボショルダーバッグで、その苦手意識が克服できたかもしれません。 その理由を特徴とともに解説していきます。
都会的な雰囲気を放つグレーがお気に入り♡
HYKEのトレンチにPRADAのワイドパンツという着こなし。コラボショルダーバッグが絶妙な抜けになってくれました!
この手のショルダーバッグって、ついブラックを選んでしまいませんか? 確かにブラックは街で使いやすいですが、スポーツ感は少し強めだと思うんです。あと、ちょっと武骨な感じがするというか。だから合わせるコーデは限られてしまう気がするんですよね。
その点、emmi×SHAKAのショルダーバッグは、ボディもショルダーストラップもグレーで統一されています。それによって スポーツ感はマイルドになり、洗練された都会的な雰囲気を演出。フェミニンからモードな着こなしまで意外とマッチしますし、より街に適したショルダーバッグだと思いました。
ウール製の上品顔のトレンチとの相性もよかったですし、パンツをグレーにすることでショルダーバッグが浮くことなく、スタイリングにも見事に調和してくれたのもよかったです。ただ、ショルダーストラップの長さは注意が必要。長いと少し野暮ったく見えてしまうので、個人的には短めにセットするのがおすすめ。さらに視線を上に向ける効果もあるので、視覚的なスタイルアップも狙えちゃいますよ!
使い勝手はもちろん、見た目も向上させるディテールも秀逸!
見た目がコテコテになってしまうので、正直、街で使うバッグに高い機能性は求めていないです。でも、使い勝手が向上する程度の機能なら大歓迎!
このショルダーバッグの機能で特筆すべきは、小物を入れるのに便利なフロントポケット、ファスナーが開閉しやすい引き手でしょう。必要最低限の機能に絞っているからこそ見た目はスッキリしていますし、スタイリングにも取り入れやすくなっているのです。あと、主張控えめな細めのショルダーストラップやマットな風合いの生地感など、見た目の印象を向上させるディテールもツボでした!
ショルダーストラップがやや細めで、主張しすぎないところも気に入りました!
マットな質感でスポーティすぎないのが◎
今回はタウンユースを前提に解説してきましたが、旅好きの筆者としては旅行の相棒としてもうってつけだと思いました。ある程度の容量がありますし、なにより軽い持ち味なのがイイ! ワードローブにあるとなにかと重宝しそうなので、この機会をお見逃しなく!
text:KYOKO CHIKAMA
配信: オトナミューズウェブ
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