俳優・桐谷健太さんが連続ドラマ初主演を務めた『インフォーマ』(関西テレビ)。
その新シリーズ、『インフォーマ -闇を生きる獣たち-』がABEMAオリジナルドラマで放送されることが発表されました。
今回の舞台はタイ・バンコク。
政界や経済界、芸能界はもちろん、裏社会の情報にまで精通する「インフォーマ」を名乗る木原慶次郎(桐谷健太)と週刊タイムズ記者の三島寛治(佐野玲於)が、世間を騒がせている〈闇バイト殺人事件〉をきっかけに、日本とタイの2国に跨る壮大な情報戦に巻き込まれていく、というストーリーです。
今回のインタビューでは、スケールアップした今作ならではの魅力はもちろん、数々のドラマや映画に出演してきた桐谷さんにとって『インフォーマ』はどんな存在なのか、「SNSはやったことがない」と話す桐谷さんが考える情報社会との向き合い方について聞きました。
『インフォーマ』は子供心に戻れる作品
――芸歴22年、たくさんの作品を演じられてきた桐谷さんにとって、『インフォーマ』はどのような作品ですか?
桐谷:そもそも前作が連ドラ初主演だったので、この“初”っていうものを『インフォーマ』に奪われたって感じですね(笑)。前作の時に現場に行って、撮影をして、出来上がったものを観たときに、もう何かこう……最高!!!って思いました。
――やっぱり主演ならではの喜びみたいなものはあるんですか?
桐谷:だいぶ前に映画での初主演はありましたし、これまでもW主演とかはあったんですけど、やっぱり単独での主演は独特の面白さがあるなと感じました。ドラマでいうその1発目を『インフォーマ』でやらせていただけたのは、ものすごく大きいですね。
――主演であることに対するプレッシャーはありましたか?
桐谷:全然ないです。「めっちゃ嬉しい!」って。しかも、前作の時から、自分も含めたスタッフさんやキャストから続編をやりたいという意見が出ていて。
俺は「これもやりたい、あれもやりたい」ってどんどんアイデアを出していたんですよね。その中で、東南アジアに行きたいっていうのも実現しましたね。
俳優は“〇〇ごっこ”の延長
――続編は東南アジアで撮影したいって思ってたんですね!
桐谷:それは偶然、(監修・原作の)沖田臥竜さんたちもそう思っていてシンクロしていたからっていうのはあるんですけど、『インフォーマ』の新シリーズがタイでやれるとなってもうワクワクでした。
すでに3作目もやりたいって言ってるくらい、アイデアが出てきてしょうがないんです。
「シリーズ化したい」っていうのを、まだ2作目が始まってもないタイミングで言うのは違うかもしれないんですけど、『インフォーマ』は「あれもやりたい」「これもやりたい」っていう子供心に戻してくれる作品ですね。
――子供の心に戻してくれる作品って最高ですね。
桐谷:そうなんですよ。初主演を子供心でやれたというのが俺にとっては嬉しいし大きい。
俳優を5歳の時からやりたかった僕にとって、この仕事は“〇〇ごっこ”の延長なんです。真剣に、思いっきり遊んでいるみたいな気持ちですね。他の作品もそうですが、『インフォーマ』は、それを改めて強くしてくれた作品です。
配信: 女子SPA!