犬に絶対NGな『ダメ対応』3選 問題行動を助長するタブー行為とは?

犬に絶対NGな『ダメ対応』3選 問題行動を助長するタブー行為とは?

愛犬の問題行動に突き当たったとき、あなたはどのような対応をしていますか?対応方法によっては、問題行動をかえって助長してしまう可能性もあります。今回は問題行動を助長してしまうタブー行為を3つ紹介します。

️要求に簡単に応える

何かを欲しがったり、どこかに行きたいとアピールするために激しく吠えることを、いわゆる要求吠えと呼びます。

言葉が通じない中で、一生懸命に何かを伝えようと吠えてくる姿を見ると、ついその要求に応えたくなります。

しかし、要求吠えに安易に応じてしまうと、犬は「吠えれば自分の思い通りになる」と勘違いし、その結果、無駄吠えがエスカレートしてしまう可能性があります。

つまり、「何でも自分の思い通りにならないと気に食わない」といったワガママな犬に成長してしまうのです。

️無駄吠えに反応する

愛犬が要求吠えや無駄吠えを繰り返しているとき、耐えきれずに要求に応えてしまうのは最もタブーな行為です。

しかし、同様に避けるべきタブー行為が「無駄吠えに対して反応してしまうこと」です。ここでいう反応とは、「ちょっと待っててね」といった声かけや、吠えている方に顔を向けることだけでなく、「コラ!」や「ダメ!」と叱ることも含まれます。

「受け入れているのではなく注意を向けているのだから何がダメなの?」と思うかもしれませんが、犬にとっては「ちょっと待っててね」と「コラ!」や「ダメ!」の違いはあまりありません。

飼い主が怒っているつもりでも「吠えれば飼い主が反応してくれる」と思ってしまうことや、声のトーンが上がることで「飼い主が喜んでくれた」と誤解する可能性もあります。

無駄吠えへの正しい対応は一つ、「無視すること」に尽きます。愛犬の訴えを無視するのは心が痛むかもしれませんし、けたたましい鳴き声を聞き続けるのは精神的に辛いこともありますが、今後のために心を鬼にして耐えることが重要です。

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