ニュージーランド発のオーガニック子ども服ブランド『ジェイミーケイ』の実店舗が、表参道ヒルズにオープン。ハワイに移住し、オーガニックにこだわった暮らしをしている実業家でモデルの吉川ひなのさんが来店されるとのことで、お話を伺いました!
「子どもも大人も可愛いと思える
お洋服ってなかなかつくれない!」
ー厳選したプレミアムなオーガニックコットンを使用した、キッズ&ベビー服を展開し、世界中から愛されている『ジェイミーケイ』。世界で初めての実店舗が表参道ヒルズにオープンしました。まずお店を見た感想を教えてください!
「お店に足を踏み入れた瞬間、可愛い〜! と思いました。思っていた通りの可愛さでした! 子どもにオーガニックコットンを着せたいという方は多いと思うのですが、オーガニックコットンのお洋服って、子どもが着るには落ち着いた感じになってしまったりするから、ちょっと躊躇している方も多いと思うんですよね。でも、『ジェイミーケイ』はそんなことがなくて、大人も子ども好きなテイストでどれも可愛い。そういうブランドってなかなかないから、すごいなと思います」
ーご自身も、オーガニックにこだわった子ども服ブランドをプロデュースしています。そういったなかで、『ジェイミーケイ』のすばらしさはどんなところに感じますか?
「私は、環境に配慮していることが重要だと思っています。それは子どもの未来にダイレクトにつながることだから。オーガニックを選び、ものづくりをするということは社会貢献につながっていると思うんですね。社会貢献しながら、こんな可愛いものをつくっているって、素敵ですよね。そして、可愛いのにガシガシ洗えるのってすばらしいです! 可愛いとガシガシ洗えないじゃないですか(笑)。こんなにすべてを兼ね揃えているブランド、あるんだ! と嬉しくなります」
ー今、お店をご覧になって、気になったアイテムはありますか?
「下の娘が今年3歳になったんですけど、もうすでに大のお気に入りで(笑)。着心地もいいみたいで、よく着ています。ピンクのチュチュスカートとか、ワンピースも大好きですね。キノコ柄と動物柄のアイテムとかも、色味が可愛いですよね」
ー最近のもの選びは、どういった部分を大切にしていますか?
「やっぱりどういう素材を使って、誰がどのようにつくっているかは気になりますね。それを踏まえて、本当に長く使えるものを選ぶようにしています。昔は新しいお洋服を買っては満足して、次から次へとお洋服を買っていたこともあるのですが、それがあるときを境に、そういうのはもうやめようと。それは、いちばん上の子を妊娠したタイミングだったんですが、これから生まれてくる子のために、身の回りのものを選んで準備しようってなったときに、何を買えばいいのかわからなくて。『私、何も知らなかったんだな』と思っていろいろ調べ始めたんです。そうしたら、世界の仕組みがわかったというか。どんなものを選ぶかで、見知らぬ誰かを苦しめていることになるって、そういうことに加担していることになると知って、衝撃を受けたんです。それからは、可能な範囲で生産背景まで調べて、みんながハッピーの循環をつくれるものを選びたいなと思っています。オーガニックの魅力ってそういうところですよね。誰も苦しまず、悲しまない。地球もできる限り汚れることがない。うっかり忘れがちだけど、すごく大事なことだから、みんなで考えていけたらいいなと思います」
ーご家庭でも吉川さんのそういった考えは浸透していますか?
「はい、ありますね。超気まずいときもあるけど(笑)。外で誰かがおやつをくれようとしたとき、『それ、オーガニックですか?』って言っちゃったり(笑)。でも、全部が全部そうするのは難しいから、子どもたちにはバランスで考えてもらって、それで最終的には自分で決めていいよっていう話はしています。『これはこういうものなんだよ』と、私が知っているものについては教えるようにしていますね。押しつけることはしないで、子どもたちの意思に任せるようにしています」
ー素敵ですね。最後に、最近の子育てエピソードがあれば教えてください!
「もう上の子は12歳だからなあ。なんか大人って感じです(笑)。あ、いちばん下の娘が、プリスクールに通い始めたんです。娘はすごく張り切って楽しみにしていて。私はずっと一緒にいる生活じゃなくなるのがちょっと寂しいけど、今は娘が元気に通っている姿を見るのが嬉しいですね」
ジェイミーケイ公式HPはこちら
CHECK
ジェイミーケイ表参道ヒルズ店
東京都渋谷区神宮前4-12-10 表参道ヒルズ本館B2階
03-6447-2663
11:00〜20:00
施設の休館日に準ずる
PROFILE
吉川ひなのさん
起業家・モデル・タレント。13歳で芸能界デビュー。2011年ハワイへ移住。オーガニックなライフスタイルが注目されている。オーガニックコスメブランド「hinalea」、エシカルダイヤモンドジュエリーブランド「ELENA&C」をプロデュースするほか、『わたしが幸せになるまで』(幻冬舎刊)等多数の著作を執筆。
配信: HugMug
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