【検証】元の位置に戻しやすいのはどこ?
左側に夫、右側にまいさんの美容品が(C)maki_organize
洗面所で身支度をするとき、おおむね「立ち位置」の利き手(まいさんは右利き・夫は左利き)側に、美容品が置かれることになります。右側の壁にはひとつだけ「ウォールラック」が。よく見ると、このゾーンだけは収納が乱れていません。出し戻しが成功している証拠です。
【After】毎日使う美容品だけ「出し並べる」のが正解!
リノベ担当の工務店に追加オーダーしました(C)maki_organize
1段だけだったウォールラックを3段に増やして「壁収納」に変更しました。「洗口液・目薬・化粧品・糸ようじ」など、毎日必ず使う美容品だけを並べています。扉や引き出しを「開ける必要」がなく、ワンアクションで戻せるので、出しっぱなしがなくなります。
【ポイント1】既製品を自分で取り付けてもOK
既製品の場合「耐荷重」の確認を忘れずに!(C)maki_organize
今回はリノベーションを担当した工務店にお願いしましたが、既製品を使っても大丈夫! 有名ブランドなら、以下のような商品があります。
・イケア「マルムベックディスプレイシェルフ W60cm」999円
・ニトリ「L型ウォールシェルフ W45cm」1,990円
・無印良品「壁に付けられる家具棚 W44cm」2,490円
※2024年11月 筆者調べ
いずれも奥行き12cmなので、美容ボトルのディスプレイ収納に最適です。賃貸物件の場合、「石膏ボード用のピンフック」を使って取り付けると良いでしょう。
【ポイント2】ティッシュやゴミ箱も置くと便利
上段左の糸ようじ入れは、使っていなかった調味料用瓶を再利用(C)maki_organize
ティッシュとゴミ箱(左下の植木鉢)も毎日使うモノなので、美容品と同じ利き手側の動線上に配置しました。アクセサリー用のトレイ、ヘアゴム入れなんかもあると便利ですね。写真のようにガラスや陶磁器の容器を使うと、おしゃれでスッキリした雰囲気を演出できます。
【ポイント3】立ち位置と使用頻度でモノの配置を決める
瓶や陶磁器を使うと、より美しく見えます(C)maki_organize
毎日必ず使う美容品は①のウォールラック、歯ブラシやヘアケア剤は②の鏡裏、ドライヤーや化粧品は③の引き出しに収納。すべて「立ったまま」姿勢を崩さずに、出し戻しできるよう整えました。
次からは④の引き出し(上段・下段)について、収納の改善案をご紹介します。
配信: サイゾーウーマン