本文の読解や選択肢の検討にも語彙力が必要
語彙力が貧弱だと、国語のテストで本文を読んだり、選択肢を選んだりできなくなります。
たとえば、芥川龍之介『鼻』には、「内供は実にこの鼻によって傷つけられる自尊心のために苦しんだのである。」という一文があります。
「自尊心」の意味がわからなければ、内供が苦しんでいる理由を理解できません。
また、テスト問題の選択肢の中で「自尊心」が「プライド」に言いかえられている場合、「自尊心」の言いかえが「プライド」であると知らなければ、正誤の検討もあいまいになります。
本文の読解や選択肢の検討を正確に行うためには、言葉の意味を知っていると同時に、言いかえのストックも必要です。
子供の語彙力を鍛えるために、保護者は何をすればいいの?
子供の語彙力を鍛えるために、保護者は何をすればいいのでしょうか?
日常生活の中で簡単にできるのは、言葉の意味を説明させることと別の言葉で言いかえさせることです。
配信: マイナビ子育て