Q.太りにくい体でいるために、食事以外では気をつけたほうがいいことはありますか
食事以外でも以下の点に注意すると、太りにくい体を維持しやすくなります。
・適度な運動
筋肉量を維持・増加させるために、定期的な筋力トレーニングや有酸素運動(ウォーキング・ジョギングなど)を取り入れましょう。筋肉が増えると基礎代謝が上がり、太りにくい体質になります。
・十分な睡眠
睡眠不足は、食欲を刺激するホルモン「グレリン」の分泌を増やし、逆に満腹感を伝える「レプチン」の分泌を減らすため、食欲が増してしまいます。7〜9時間の質の高い睡眠を確保してください。
・ストレス管理
ストレスが溜まると「コルチゾール」というホルモンが増加し、食欲が増したり、特に甘いものや脂っこいものへの欲求が高まったりします。リラックスできる趣味やリラクゼーション法を取り入れてストレスを軽減するのも、太りにくい体でいるためには有効です。
食事以外では「動かないと太る」「寝ないと太る」、そして「ストレスも敵」と心得ておくといいでしょう。
教えてくれたのは・・・
鈴木隆二 理事長
医療法人社団筑三会理事長 消化器外科専門医(筑波胃腸病院、千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック・健診プラザ)。聖マリアンナ医科大学卒業。東京女子医科大学消化器病センター助教を経て、筑波胃腸病院、千葉柏駅前胃と大腸肛門の内視鏡日帰り手術クリニック・健診プラザの理事長に就任。日本消化器内視鏡学会専門医、日本外科学会専門医、茨城ヘルニア研究会世話人、麻酔科標榜医、産業医、難病指定医。
取材/文:山名美穂
編集:サンキュ!編集部
配信: サンキュ!
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