まとめ
更年期を含む40~50代の女性は加齢による運動量の低下や肥満、筋肉量の減少がみられるため、糖尿病になりやすいと考えられます。
また、女性ホルモンと血糖値の調整機能の関連が、更年期と糖尿病のなりやすさに関係する可能性はあります。
とはいえ、糖尿病の原因は加齢やホルモンだけでなく、生活習慣も大きく影響するのが事実です。
ホルモンや加齢による変化に抗うことはできませんが、生活習慣の改善はいつでも始められます。適切なカロリー内でのバランスのよい食事や、日常生活に運動やカロリー消費につながる動きを取り入れてみましょう。
それでは当記事を参考に、いつまでも自分らしく輝くために健康的に過ごしていただければうれしいです。
■教えてくれたのは・・・
シンクヘルスブログ編集部
糖尿病に強みを持つ健康管理アプリを展開するシンクヘルス社のオウンドメディア。ダイエット、糖尿病の食事、マインドフルネスなど幅広い健康情報について、管理栄養士や臨床心理士、運動指導士などの専門家陣が確かな根拠をもとに執筆している。
【参考文献】
・見てできる臨床ケア図鑑 糖尿病看護ビジュアルナーシング監修 平野勉 編集 柏崎純子 学研メディカル秀潤社 2015年発行
・厚生労働省 e-ヘルスネット 更年期障害 身体活動・運動に関するこれまでの取組について
・第50回日本理学療法学術大会 Brisk walkingの歩幅の違いがエネルギー代謝へ及ぼす影響
・PubMed Prevalence and Features of Impaired Glucose Tolerance in Young Underweight Japanese Women Non-exercise activity thermogenesis (NEAT)
日本家政学会誌 エストロゲンが女性の心身の健康に果たす役割
・J-STAGE 糖尿病の遺伝素因と分子病態
構成/サンキュ!編集部
配信: サンキュ!
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